8の次は7です。
もしからしたら以前に書いたかもしれない。 はじめて外国に行ったのは、19歳の時。 一緒にいこうね、とチケットを予約したのに、キャンセル料金が発生するギリギリで、 友人にドタキャンされて、意地でもいってやる! と一人でいった スペインから始まる南欧40日間でした。
なぜ、スペインを選んだのか、まったく覚えていない。 文化的にに興味があった記憶もないし、見たかった名所もなかったと思う。 たぶん、遠くて それほど怖くなくて 物価が安くて それで選んだんじゃないかな。 スペイン語も、ブエノスディアス こんにちは とグラシアス ありがとう しか知らなかった。 当時、スペインでは英語はほとんどまったく通じなかった。 街から街をたどり、ホテルを探し、ご飯を食べ、また次の街へ移り、 そんなことを繰り返していました。 別に寂しくも怖くもなんともなかった。 地元のひとと、ウルルンな交流もなかった。 そんな中で、スペインの人と はじめていわゆる 会話 をしたのが、 露天のタバコ屋のおじさんとでした。
当時もヘビースモーカーだったわたくしは、成田の免税店でタバコを買っていく、 という知恵も働かず、あちらに行ってから、いろんなタバコを買って吸っていたのです。 どこにでもマルボロは売っていた。スペインのタバコの値段の3倍くらいしたかな。 その時、スペインタバコの口当たりの悪さに飽きてきていたわたくしは、 マルボロを買おうと思いました。 するとおじさんが、
『ニホンジンカ?』 と聞いてきたのです。 「シー」 『ニホンノタバコトテモウマイ ダイスキヨ』 「ビエン」 『アレヨ ナナツノホシノタバコ』 「シエテエストレリャス?」
同時に 「『 セブンスター!』」」
「ティエネ?」 『イヤ ザンネンナガラ』 「ビエン ウノ マルボロ ポルファボール」 『ハイハイ ××ペセタダヨ』
不思議なことにこの時はとてもスムーズにスペイン語で会話していました。 おじさんはどこでセブンスターを吸ったのでしょうか。 誰かにもらったのかな。 街中の小さなタバコ屋さんでは、日本のタバコを見かけることはありませんでした。
それからずっと年月がすぎて、ラテンな音楽をやるようになって、 まったくものになりませんでしたが何年かスペイン語を習ったりして、 でもこの時ほど自然に会話したことはありません。 単語をつなげただけですが、この時はぜんぜん外国語を話している気にならなかった。 セブンスターは好きなタバコではありませんが、このときから少しわたくしの中で特別なタバコです。 ふたりが同時に セブンスター と言ったとき それはタバコの名前とともに、 二人とも 空の七つの星 北斗七星 のことをイメージしているのがわかりました。 そういうことが言わなくてもわかったから 会話になっていたのだと思います。 なにか共有しているイメージがあるから、通じていたのだと思うのです。
次の 7/15のライブは、セプテート 七人編成です。 すぐに このずいぶん昔の スペインでの セブンスター 七つの星 のことを思い出しました。 そういうわけで、告知ページにはやたらに セブンスターのパッケージイメージが張り付いているのです。 まあ、ちょっとみてみてください。 そしてライブにも来てください。 → http://itch.moo.jp トップの 新 のgifからどうぞ。
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