痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2005年01月05日(水)  たすき

毎年 夏になると 富士登山駅伝について大騒ぎするわたしです。
そしてもちろん正月は 箱根大学駅伝 なのです。

毎年毎年二日間 飽きもせず6時間ぐらいひたすら走っている人間をみています。
だから正月の2、3日はおでかけしたくない。
駅伝をみている時に駅伝以外の話題で話しかけられたくない。
なんの為の正月家族団欒なのか。

それはさておき、メンバーの入れ替わりの早いことよ。
1年生からみてきた田中が4年で主将だよ。

往路と復路そして総合 となぜか3つも優勝のある箱根ですが、
まあいいんだ。
勝つ大学は強い選手がいる それだけです。

初売りにもお参りにもいかず、二日もテレビにかじりついてなにがそんなに好きなのか。
というと、一日目は 山登り。
とにかく山道を駆け上っていく という超人的な業をみるのが好き。
今年は、山で10人抜き しかも9分台 という超超人君が出現したのだ!
興味のないひとには、なにを興奮しているの? でしょうが
とにかく すっごいの!

そして二日目。
これは、トータルでなにが見たくて10時間も見つづけるのか の答でもありますが

青年の悔し涙

であります。
つまりシード権争い。
上位十校 に入れるか。
一言でいえば、10位と11位 の戦いであります。
シードがとれない→予餞会から勝ちあがらなければならない
これがどれほど屈辱で次ぎの一年がどれほど苦しいものになるのか、
アナウンサーは 天国と地獄 と絶叫しますが、こればっかりは何年テレビをみていたってわからない。
が、ものすごく悔しい ということは11位の選手達をみればわかります。
今年は早稲田でした。
アンカーの4年生は一時は10位との間を8秒ほどまで縮めたけれど、抜けなかった。おいて行かれた。
号泣しながらゴールした時、たしかに 皆すまん という気持ちもあっただろうけれど、
自分の力の不足に泣いたのだと信じたい。
悔し泣き。


わたしは人前で負の感情を垂れ流すということが 自他にかかわらず好きではありません。
なんでお芝居なんかやっているのかわからないくらいです。
だからたぶん芝居も下手です。
しかし、この 男の悔し涙 だけはいい。認める。むしろ見たい。
なぜだ。が いいもんなんだ これが。
なんか気持ちがスッキリする。
正月にふさわしいとさえ思う。

繰り上げ(トップと差がつきすぎて)になり襷がつながらなかった時の悔し涙もいいものですが、
近年全体のレベルがあがってあまりみられなくなったのが残念だ。

そんなに男が泣くのがみたいのか、と言われれば 悔し泣き だけは見たい。

でも甲子園の涙にいまひとつ心が動かないのはなぜかしら。
と思うに、奴らが 子供だから ではないかと。

子供には悔しいことがいっぱいあるもんね。
球児どもは少年の涙というには可愛くも美しくもないし。
勝ちたかった ちくしょー ではなく あと少しの力がなんで ちくしょー が見たい。
男の皮がやぶけちゃったかんじがいい。
やっぱり青年の涙ですよ。駅伝的には4年生が一番おいしいね。


女の悔し泣きはちょっと微妙なんだよね。正月向きでないことは確か。


 もどる  もくじ  すすむ


ITCH [HOMEPAGE]

My追加