痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2004年01月19日(月) 魔法と戦争

活字中毒なので、いつも本を手放せないけれども疲れるときもあるので、そういう時は 図書館の子供向けの本を読む。
のだけれど、最近の子供向け本棚はちょっとなんだ。
昔からの本はともかく、最近の読み応えのありそうな子供向け本は、魔法ものと戦争ものばっかりなのだ。
戦争ものはいいかえると、厳しい状況に生きる子供もの。かわいそうもの。

戦争ものは、ほんとうの子供のころにさんざん読んだので、あれからまた違った厳しい状況にいる子供のお話が新しい本で出ているのだけれど、もういい。
問題は魔法もので、これはほんとうの子供時代から好きでないのです。

わたしは大人の本でも子供の本でも、大いに食べ、飲み、遊び、またこれらが微にいり細にいり、書かれている本が好きなのです。
どこかで誰かさんたちが、こんなふうに暮らしている、その中でなにか起きたりなんにも起きなかったり、そんな本が好みなのです。
例えば、あるお菓子がでてきたら、その素材・作る過程がみっちり書かれていないと不満。
魔法ものってそのあたり 魔法だからポンとできるでしょ。素材もありえないものとか架空のものでは不満。
光の庭のそらりんごの実のジュースより、スウェーデンの島のさくらんぼジュースの方が美味しそうなんだもん。

ファンタジーが嫌いなわけではないのですが、本の中の世界の食べ物とか生き物とかを実感として感じるには、その世界を構築するものすごい才能か、膨大な描写のページが必要で、疲れている時には読みたくない。
かといってすごく好きでもないので、普通の時には別な好みの本を読むのでやっぱりそんなに読みたくない。

正直にいいますと、わたしは魔法とやらが好きではない。理由はわからないけれど子供の頃から好きじゃないのだ。
奥様は魔女も、アッコちゃんもメグちゃんも 好きじゃなかった。
全然わくわくしない。なんでかはわかりません。好みでしょう。

そんなわけで、一時期 寝る間も惜しんで攻略にはげんだRPGゲームも飽きてしまった。旅の仲間を集めて冒険をする、仲間たちにはそれぞれ背景がある ところは非常に好みだったのだけれど、なにをするにしても魔法と戦争で、敵を倒さねばならぬところが好みでなかった。
魔法力がなければひたすら斬って殴って戦わなくてはならないし、魔法だってなんだか持ってるひとは自然に持っていて、レベルアップだって、戦って敵を倒すだけで、頭をつかったり精神力を鍛えたりするわけではない。

そういうものにずっぽりな今の子供達のことを愁いているわけではなく、全然好みでないひと、きっと子供の中にも もいるんだから、出版社は 魔法と戦争 以外の子供むけの本もだしてください、ということを言いたい。
ついでにゲーム会社も最高に面白いパズルゲームを出してください。
推理パズルもいいけど、みんなホラーかませるのはやめてください。
 


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