痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2003年04月09日(水) 百花繚乱

わーい、わーい、花でいっぱいだ。
そして、今年も花粉症の魔の手からすり抜けることができたよ。
毎年、ロシアンルーレットだね。フランスで、実は後半にひどいくしゃみ鼻水鼻詰まり状態におちいり、ミモザの花が咲き始めたから、その花粉症かもよ(フランスでも大騒ぎはしてないけど、花粉症そのものはちゃんとアル)と言われ、そんなわざわざアレルギーになりに来たなんて、と旅にでたことを後悔したのですが、風邪と空気乾燥のせいだったみたい。成田について湿った空気を吸ったとたんによくなりはじめ、一晩寝たら治っちゃった。寝るときに両鼻にティッシュを詰めるほど、日本から持っていった柔らかティッシュがなくなって、ハンカチで鼻をかんでいたほど酷かったのに。
湿った空気万歳!といってるうちに梅雨がくるんだよね。でもこれから5月いっぱいがサイコウに気持ちいい、日本で一番過ごしやすい季節だと思うので、精一杯気持ちよさがるぞ。
実家の花壇は花満開だし、ハナミズキが咲き出したら東京の街路樹も花いっぱい。
そうそう、パリも公園はたくさんあるんだけど、住宅街やオフィス街に全然緑がないんだよね。たまにベランダに鉢植えがあるだけ。あとは中庭。各建物にはたいてい中庭があるんだけど、見えないんだよ。道を歩いていてもたいてい視界は石の色のみ。そこが寂しい。
でもわたしが住んでいるここは下町なので、どんなシモタヤ(失礼)の玄関先でも古いアパートの階段下にでも植木や草花が植えてあります。
花が咲いたり実がなったり、枯葉がおちたりする。毎日すこしづつ風景が変わる。
たのしい。
いろんな色やテクスチャがごちゃごちゃしているところが、東京の特徴だね。ほかの大都市はもっと統一していて実は汚くてもスッキリみえる。
昔は、プラスチックやトタンやハイテクガラス張りビルや電信柱広告付き、のぐちゃぐちゃ感がイヤだったけど、もういっそドンドン勝手にやってくれ、という気持ち。法律や規制や昔からのきまり、美意識で固まった街より馬鹿みたいで面白いかな、と。
はやく、省エネ&温暖化対策の、ビルの屋上に森をつくる案 がどんどん実現されないかしら。おもしろいよね。ビル街を見上げると緑でモジャモジャの森なの。アニメチックな絵柄だ。根っ子と水問題があるから、コンクリはぼろぼろ漏水ジトジトと今までのビルではあっという間に老朽化してしまうかしら。
でも、なんか無理やりいろいろみんな勝手にやった感まるだしの馬鹿っぽいけど面白い街になるといいなあ。
ツギハギだらけ、でもちゃんと動いてる。

なんだか、戦争とかね。長いスパンでものを見るとか、次の世代のためにとか、文化とか伝統とか、実際はそんなところから離れたところにいて考えたりすることに少し倦んでいるみたいです。わたしが。
乱暴にいっちゃえば、自分の死んだあとのことまで、よりよい計画をたてたって知らんよ。せめて今日より良いと信じて明日も元気で生きるぞ、くらいだあ。


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