2003年03月04日(火)<<<どうして
ずっと進まなかった卒論の後処理がようやく終わった。
飽きもせずに雪が降るキャンパスで、 調査票をひとつずつシュレッダーにかけた。 簡単な集計結果とお礼状をまとめて郵便局に出して これでほんとうに終わってしまった。
あとはもう、卒業するだけ。
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掠めるようなキスがひとつ落とされたあの夜から 欠かさず届くメール。 それに返信することを、面倒だと感じてしまう。
あのときは このまま流されてしまうのも悪くないと思ったのに。
いま、私の前にいる人が
どうして、あなたじゃないんだろう。
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