2002年12月14日(土)<<<重症
誰かと話しているときも、無意識にあなたの姿を探す。 見つけたらそれだけで嬉しくなる。
三年前から変わらない習性。
ずっと、対等になりたかった。 フリーだったら面倒みてやれたのになって そんなふうに言われたこともあったけど、 「面倒みてもらう」ような関係ならいらなかった。
だけど。
忘年会に遅れて現れたあなたは やっぱり手の届かない人に見えた。 二次会も三次会も、わざと近くにいかなかった。 彼女との結婚の話にも もうそんなに傷つかずにすんだ。
だけど。
今日は泊めてやれないって謝られたとき、 複雑な気持ちになった。 気にかけてくれたことが嬉しかったし、 一緒に眠れないことが寂しかった。
だけどその、 「泊めてやろう」と思うのはどういう感情からですか。
そんな関係なら、いらなかったはずなのに。
ブーツ越しにつかまれた脚とか 至近距離の眼差し。 そのひとつひとつに動揺してしまう。
重症だ。
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