Kin-SMA放言
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2005年01月16日(日) |
“流し目”いただきました |
気のせいかもしれませんが(^^ゞ
今日はダブルヘッダー。
昼、宝塚歌劇団雪組公演『青い鳥を捜して』『タカラヅカ・ドリーム・キングダム』(東京宝塚劇場)
夜、『endless SHOCK』(帝国劇場)
帰宅後の『新堂本兄弟』のゲストがミキちゃん(真矢みき)だったので、タカラヅカの二乗×光一さんの二乗+つよっさんの流し目=満腹。
雪組公演は、“TOP of TOP”のイシちゃん(轟悠)が特出。『青い鳥〜』にて堂々の主役。
イシちゃんは、ぐんと若いリチャード・ギア(−25歳)みたいで実にハマってる。石田先生との“イシイシコンビ”は、オヤジギャグが過ぎると嫌う向きもあるが、ぼくは好きだ。ぼく自身がオヤジだからかもしれないが。
貫禄のトド様に比べると、雪組トップ・コムちゃん(朝海ひかる)はどっからどう見ても未だ少年。遭難者救助隊員の恰好してるとこなんか、大学生にしか見えない。トム・クルーズでもブラッド・ピットでもなく、トビー・マグワイア辺りのイメージ。
まさえちゃん(舞風りら)は、役柄もあるがジュリア・ロバーツの華やかさは全くなしで(でも一応“恋多き女”という設定)なんか地味ーな感じ。まー、ジェニファー・ロペスでもいいか(←何様)
ストーリーは「ザ・石田先生」で、メーテルリンクの『青い鳥』が下敷きになってるんだけど、チルチルとミチルならぬイシちゃんコムちゃんの兄弟が青い鳥を捜す過程で、黙阿弥モノみたいに「実はこの人とこの人は・・・」「えぇっ〜?!」みたいなハッピーエンド落ち。でも好き(←石田びいき/笑)
前から3列目で見さしていただいたので、銀橋にいる轟様からばっちり目線をいただきました(ような気がします)(*^^*)
コムちゃんの目線はいただけなかったんですが、下から見上げたら、その目のでかいのなんの(v_v)
顔のちっちゃいのなんの(T_T)
細いのなんの(もう、落ち込むから、ヤメテ/涙)
轟さんは相変わらずギリシャ彫刻顔ですし( ̄・ ̄;)
キム(音月桂)は今回「武闘派の女」(?)の役だったんですが、スカートから伸びた足の長いのなんの。
いつものことですが、タカラヅカを観に行くと、「この人たちは、果たしてわしらと同じ“人類”なのだろうか?」(言い過ぎ)と考え込んでしまいます(_ _ )
ショーでも、みんなしてわしら一般人を劣等感まみれにする「これでもか」的美脚の嵐。
『新堂本兄弟』でもチョイ映りましたラインダンスは、間近で見ると“風”が来るほどの迫力なんですが、ミキちゃんが言っていた通り、全く同じ衣裳で一列に並んで全く同じ振り付けで踊っていても、「抜きん出てる」子、「抜きん出そうな」子は、見てて何となく判るのが不思議です。
最近はぼくもめっきり下級生チェックが甘くなり、どんな子がいるのかわからなくなっちゃってるんですが、今公演では「緒月遠麻(おづきとうま)」がプッシュされていた気がします。でかでか(174センチ!)な研4生。パッと見、星組のれおんちゃん(柚希礼音)に似ていた・・・気がする。今後要チェックであります。
ショーは前回の花組と同じように、「三木+藤井+齋藤」の三位一体倒錯(コラ)ショー。ホ○っぽい場面が得意な三木先生、ヒット曲好きの藤井ちゃん、独自の世界のヨシマサ(言い放題やな)と、楽しませてくれました。
とか言いつつ、今回は実は「▽モ場面」は藤井ちゃんが担当。コムちゃんが“血のしたたるような”美少年ぶりを発揮して、雪組のう×桜ども(←毒過ぎ!)や、イシちゃん扮する「薔薇収集家」のおっさ◎を誘惑しまくりまくるそのダンスの振り付けはANJU先生(*^^*)きゃあ〜v v v
まさに「蠱惑」を絵に描いたような名場面でござった(つーか、お前がそういうの好きなだけだろ)
もう一つヤラレタのが、ヨシマサ氏担当の「白い街」における“轟悠様 in チャンバラ”
白髪を振り乱し、『キル・ビル』のユマ・サーマンのごとく、斬って斬って斬りまくる轟様のおステキなこと(v_v)
これはモチロン、イシちゃんの日舞の素養あってのことなのだが、清家氏の殺陣もすばらしく、『SHOCK』での不満を(あっいけね/汗)以下、わざとらしく略
あとは、ておどる大好き男役の黒燕尾の総踊りでキマリという感じでした。
まぁ、イシちゃんが大活躍した分、コムちゃんが二番手みたいになっちゃって、ワリを食ってたのが本来の二番手・かしげちゃん(貴城けい)なのだが、彼女は未だ真っ白なイメージ(100%貴公子っつうの?)が強すぎて、いまいち面白みに欠ける(ファンの方、ごめんなさいね)
三番手時代のノル(元星組トップスター・稔幸)みたいで、もどかしい。でも、ノルは相当上級生になってから3段階ぐらいの大化けをしたので、かしげちゃんも頑張ってほしい。
あと、娘役ではどうしてもまさえちゃんより我がふぐすまの星・となみん(白羽ゆり)に目が行ってしまう。これはあながち、ふぐすまびいきばかりではないと思う。お芝居での、さとう珠緒が入った(笑)ノーティな女優役も面白かったし。ただなんつーか、「ヒロイン」じゃないのよね(′_`)千紘れいか(現・劇団四季)を彷彿とさせるんじゃよ
うわっ、ヅカ話が長くなりすぎたな(反省)
『endless SHOCK』の話は、先週も書きましたとおり、ここには書きません。
ただ、日に日に座長のアドリブが激しくなっているらしく、今日はアホアホな場面でちょっと脚を痛めたみたいで(ばかぁ〜(T△T)°*+)、そんなことでケガしないようにしてください頼みますよ座長(泣)
『新堂本兄弟』(ゲスト・真矢みき)
マツジュンが、ミキちゃんのことを『踊る大捜査線 THE MOVIE2』の沖田管理官としか認識していなかったほど、彼女のジェンヌ時代も遠くなりにけり。
だけど、退団後何十年経っても、どんな人でも「元タカラヅカの人」と言われるのも一種の宿命なのです。
ぼくの記憶では、ミキちゃんが「ジャニーズ系男役」のハシリだったと思う。「中性性」っつーんですか?(笑)
それ以前の「中性的な男役」は“妖精型”とか言われてたんだけど、ミキちゃんはどう見ても妖精型ではなかって(←こら)、「風切って走りそうな少年ぽさ」がウリだった。そのくせ“人類離れした”妖艶さもあったし、トップになったらジェームス・ディーン的繊細さから中年の色気まで自由自在。
トップ時代にはタカラヅカメイクを革新し、キムタクヘアで黒燕尾を着て、「昔ながらのお客様方」に大批判された。
でも、若いファンは喝采を送った。
自分より背の高い男役たちをずらりとバックに従え、堂々としたトップぶり。←ツボなんだなー、これが。わかるでしょ?(笑)
アドリブ満載のコメディが彼女の得意技という印象が強いが、実は「心に深い傷を持って、なおかつ相手に優しくできる“本物の二枚目”」こそが、真矢みきの真骨頂だったようにぼくは思う。
・・・と、思い出話はともかく。
ラインダンスでクツを飛ばしちゃった光一さん(爆)
ミキちゃんの言う通り、これって「出世するジンクス」なんですよ。
そういやかつて、『ザ・ベストテン』で「仮面舞踏会」唄いながらクツを飛ばした東○紀之という人もいました(≧∇≦)
さらに、「階段落ち」も出世の大ジンクスなのですが、そのデンで行くと、毎日てっぺんから落ちてる某座長(←匿名になってない)は、ゆくゆくはジャ○ーズ事務所の社長でしょうか?(微妙にイヤだ←コレッ/叱)
そうなの、落ちてるのよ、今回も盛大に(T_T)
と、ちまちまネタバレをほのめかしつつ、話は進む。
ミキちゃんが退団する直前ぐらいに何かのバラエティに出て、ミキちゃんと相性のいい男性芸能人というのを占ってもらったことがあるんです。
そのベスト3というのが、
「矢沢永吉」「カールスモーキー石井」そして「堂本剛」でした。
そのときミキちゃんが発した言葉が、ステキでした。
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