Kin-SMA放言
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2005年01月15日(土) トラジ◆リュウジ

本日の東京地方、べらぼうに寒くて、しかもずっと雨降りで、このまま雪になったらかなわんなぁ、と憂えていたら、そんなに気温は下がらず、かろうじて雨であります(ある意味助かった)

今日はどこへも出かける用事がなかったので、ゴハンも有りモノで済ませ、一歩も外へ出ずに過ごしました(仮性ひきこもり)

ネコ共もずっと寝ている。

マイナスイオン効果であんまりアクティブになれないので、アニバコンか『SHOCK』の感想でもまとめようかと思ったのだが、時間がかかるのが怖くて(そんなこと言ってると、永久にまとまらんぞ!)取りかかれない。

というわけで、2005年新春岡田准一観賞週間第三弾『タイガー&ドラゴン』をクリアしました。


←ムロン、それでも大満足だったが



ぼくは実はクドカンドラマは、言うほど観ていない。大人計画もちゃんと観たことはなく、阿部サダヲなども、ブロデュース公演で観たことがあるのみである。

そんな初心者でも、やはり宮藤官九郎の脚本てのは面白いんだなぁ、ってのはわかった。

とにかく、話の運びがモタモタしてない。運動神経のいい作家なのだ。

主人公(と言ってしまおう)・虎児(このネーミング、薮内さんの方が早かったのは自明だが、なにせテレビドラマと映画とじゃ“かかる時間”が違いすぎた。よくあるバッティングだがジャニーズ同士でかぶるとはね・・・/残念)は「ありえない」不幸な生い立ちの持ち主なのだが、そういうのって案外本人は他人が思うほど“ドラマ”とは思っていない。ぼくのイメージだが、ベイベは実にこういう役が似合う(でも勿論、深層心理の最も深いところにはちゃんと“何か”が影響しているという役でもある)

そもそも現実感が希薄なところがクドカンドラマの特徴でもあるんだけど、ヤクザが噺家に弟子入りしときながら、でもヤクザを廃業するわけではなく、“兼業”しているというところがそもそもおかしい(“変”と“笑える”の両方の意味で)

それと、15年前に孤児になって、以来“暴力の世界”で身を立ててきた(当然中卒で、世間一般で言う“教養”とは無縁だったはずの)男が、『三枚起請』なんていう古典落語に“ビビビ”とくる不自然さはあったのだが、なぜかそれを感じさせないのは、ぼくにとってはクドカンの筆力というよりも、ベイベの“芝居迫力”みたいなものだった(←甘!)

孤独が“ならい性”になった男が、大家族とのふれあいの中で“家族愛”に目覚めてゆく、なんていう運びは『ムコ殿』みたいだったけど、ぼく思うにはむしろ虎児の場合は、彼らは虎児の家族にはなり得ないのであり、逆に虎児の孤独感を呼び起こした存在なのではないか? ドラえもんにとっての「野比家」みたいなもんで、「パパさん」「ママさん」ではあっても、決して彼本人の「両親」になってくれることはない。

だから、虎児が死を覚悟した時に叫んだ「かぁちゃ〜ん!」は、竜二の母親のことだと虎児は言っていたが、この辺はクドカンの言ってることはぼくには違うように思った(おこがましいですけどね)

「『お前のかぁちゃ〜ん!』って言うわけにはいかねぇだろ」には笑ったけど(≧∇≦)

かたや竜二(ハイジじゃなくて、本当に良かったです・・・って、「ドラゴン」なんだから「竜」に決まってらぁな←毒)は次男問題に悩む役どころ(×_×)←気にしすぎ!

ある意味、つよっさんも岡ちもつくづく「次男キャラ」なんだなと思った次第。

でも、彼ら(竜二とハイジ)の生き方って、今現在は親を悩ませているのかもしれないが(ハイジについては、まだ予備知識でしか判らないんだから、先入観で語るのは良くないけど)最終的には次男ってのは、“家を出る”ことが親孝行だとぼくは思ってる(類型的な考えで申し訳ないが)

まー、自分のために親に400万円もの借金をさせて、才能のなさでそれを食いつぶしてるとなれば、それは別の話だと言われればその通りなのだが。



色々ぐちぐちと書いてしまったが、基本的には非常に面白かった。『三枚起請』のストーリーへの入れ込み方も上手かったし。

細かい点に至るまで出演者は豪華だったし、設定や人名はものすごくツボだったし。

竜二の性格が思ったより「バカ」だったけど(^^ゞ やっぱ『D×D』が意識下にあったもんで

“竜虎”が期待どおり“いい”コンビだったので、続編を強く期待(それには「長岡」のスケジュールが鍵かもしれんが)



で、こんなのが先に放映されちゃって、大丈夫か?(ぼくの中で)トラジハイジ。←大きなお世話だろう

むしろ、ますます期待が高まっているのが正直なところ。

長瀬×岡田 vs 国分×堂本この“×”ってのは、どうもある分野ではムニャムニャ/略)というふうに観るのは制作者にとっては不本意だろうが、ぼくにとっては実に面白い偶然の対比である。

むしろ、いずれ四つどもえでもオーケイカモンてなもんである(まずないだろうが)

それどころか、もう一人の堂本も絶対に参入してほしいくらいである。

さらには、滝沢&今井あたりの参入も必然、てなものである。




←夢だなぁ(−−;)





『ごくせん』──前シリーズは観ていなかったのだが、面白かったと評判なので、試しに観てみた。

ある種のファンタジーであった(決して悪い意味ではなく)

何年か後に後悔する(「観とけば良かった──っ!」)かもしれないが、今のぼくにはこのドラマのために分けて上げられる時間はないみたいだ。

仁亀よ、何年か後にぼくを大後悔させる大スターになっておくれ。





本日のきんきっず

『うたばん』回顧シリーズ第二弾。

「フラワー」の回の近所にあったので、「やめないで,PURE」の回(1999.3.2放送)を観賞。

つよっさんが『君といた未来のために』の撮了直後で、もっさもっさの篤志ヘアである(^^ゞ そんなに嫌いじゃない

収録時期の関係で、なぜか3月にもなって光一さんの二十歳の誕生日話から始まるトーク。

(お祝いに、光一の大好きな)タコを食べさせてあげたい」

と語るつよっさんの言葉を聞いてる時の、光一さん面映そうなことったら ( ̄ー ̄) 萌えろタダレども〜♪

さらに、“眠らない”光一さんを心配しているつよっさんがいじらしかった(T_T)

そして「趣味の不一致」に悩むきんきっず。可愛いもんだ。今じゃ何ひとつ(って知ってんのかよ)一致していない自分たちを、憂うどころか開き直ってるもんな。

そして中居君は、このころからKinKiちゃんたちに「それっぽい」ことをさせようとして小細工している(笑)ありがとう、本当にヾ(>_<。)

以下、中居君と光ちゃんの会話。

(お互いのこと)好き? 好き?」

「『好き』とかそういう問題じゃないですよね、もう」(←照れちゃってこのー)

「『好き』と『嫌い』で言ったら、『好き』だべ?」(←ビバ!/喜)

「あ、そりゃそうですよね」(まるめこまれた/笑)

(邪笑)うふふんv(←やっぱ仲間だ中居君!)喜んどけ喜んどけ ( ̄ー ̄)

そして、うたばん名物「対決シリーズ」

この日は(つよっさん一人に不利な)バッティング対決だったのだけど、結果は意外なものでした(すっかり忘れていたぼく)




←だから後でどんなビデオが貴重になるかわからんわけよ



やっぱ『ごくせん』録っといた方がいいのか?(もうビデオ部屋がいっぱいなんですが/涙)


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