Kin-SMA放言
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2004年08月28日(土) |
泣きすぎて肩が外れた(嘘) |
皆の衆! ・・・・・・ニンニン(←中途半端)
『NIN×NIN(以下略←コラ)』はすごく混んでるだろうと思ったから(嘘。最初からの予定)本日ぼくは木挽町千龝楽に出向きました。
『八月納涼歌舞伎 第一部 第二部』(歌舞伎座)
毎度同じこと書いてすみません。
でも、書かせて。
中村勘太郎、天才!
いや、「天才」は失礼か。きっとすごい修行をしてるんだろうし。
でも、それでも言わせてもらう。
「歴史に残る役者」である!
藤堂平助、頑張ってんのかな・・・(←観てないのか?! けしからん)
違う違う。今月こんなに頑張ってるってことは、撮影はもうスケジュールゆるいのかな? ってことよ。
・・・ん? 「御浜御殿」にしか出てない? あっそ(←アバウト)
その「元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿」
ソメソメ(市川染五郎)の綱豊卿は、「まぁ合格かな?」ぐらい(←偉そう)
ハッシー(中村橋之助)の新井勘解由は若すぎる(実年齢じゃなくて、役づくりが)気もしたが、この座組の中ではいい感じ。
(中村)七之助は、まぁまぁ。
(片岡)孝太郎丈は、手堅い。
あぁ、何て言って褒めよう、勘太郎のこと(悩)
とにかく、素晴らしい(←ボキャブラリー貧弱過ぎ)
真山青果先生の作品て、セリフの応酬劇でしょ、どれも。
内容は常に「深謀遠慮」の世界。
素晴らしい役者がやると、この上なく素晴らしい。
その代わり、下手な役者がやると、大学の講義のごとく、眠くてしゃあない(毒)ことになる。
今月は若い役者揃いだったので、「ひょっとして『眠い』方かも・・・」と心配だったのだけど(しかも睡眠4時間)、とんでもなかった。
助右衛門の登場シーンから、すっかりぼくの目はランラン、一言のセリフも聞き漏らすまいと耳をそばだて。
過去、ぼくが観た中では、綱豊卿は仁左サマ、助右衛門はトミーがベストだったんだけど(このカップリング(←やめろ、へんな言い方)では観てない/残念)、勘太郎の助右衛門は、トミーに迫る出来だった(パパのも観てるけど、あんまり思い出さなかったな)
我ながら勘太郎に甘すぎるのかなぁ? と観ながら心配になったぐらい、どんどん目がハートになってるのがわかるんだもんなー(T_T)イタいぞ、我ながら
この演目を我が国の首相・小泉純一郎氏も観たとの報道があったが、これ観て感動するのもけっこうだが、小泉さん、この綱豊卿のセリフに込められているメッセージを、しっかと受け止めてくれたまえよ(←またまた偉そう)
これ観て泣けた(泣いたらしい)アナタは、少なくともかの国の“戦争大統領”よりはましだからさ。頼むよ。
あ、むしろやばいのか。“大義(武士道)を貫くためなら、目の前の小事に惑わされるな”ってメッセージだからな「御浜御殿」って・・・(ヤ、ヤバイ)
次の「蜘蛛の拍子舞」は、フク(中村福助)を中心とした、華やかな時代所作。エンタマ(猿之助&玉三郎)で一回観たことがある。
まぁ、キャストも見た目も豪華だった。そんぐらいかな(「御浜御殿」で力使いすぎた(^^ゞ)
あ、そうだ。蜘蛛後見(誰だったのだろ?)に社長賞を!(笑)
第二部になって「蘭平物狂」
今、歌舞伎界広しといえども(そんなに広くないけど/笑)、「蘭平」をまともに上演できるのって(坂東)三津五郎ぐらいじゃないの?(←松緑ファンは完全にやめたのか?!)
いや、そういうわけじゃないけど、やっぱ力量がさ・・・(^^ゞ
でも、ホント言うと、これはちょっと寝た(すまん!)
肝心なとこ(立ち回り)だけ、意識して目をガッと開けて観た。
(中村)児太郎は、「あー、大きくなったな」ぐらいで、さほど天才子役とは思えず(辛!)
キャストはそういや豪華だった。ありったけの人が出てたって印象(口が悪いわね、ほんとに)
「仇ゆめ」
なかむら屋(勘九郎)の親子会で1回だけ観た記憶があるぐらいで、大筋を忘れてたのだが、また大泣き(T_T)
よく泣くのう、我ながら。
だってなかむら屋、上手すぎるんだもん(;;)
話の筋も、さすが北條秀司先生というか、単に「いたずら狸がこらしめられました。おわり」じゃない、人間とか動物とかを超越した、真実の愛を描いた話になってる。単なるおとぎ話じゃないのだ(いやむしろ、こういうのこそ本物のおとぎ話なのかも)
しかも、お囃子も義太夫と長唄に加えて箏曲も入り、黒御簾の打楽器隊が奏でるリズムはジャズはだし(まじで)
歌舞伎座に手拍子が響き渡るのなんて、なかむら屋の演し物でなきゃ、ありえませんよ(≧∇≦)
あんなカワイイいじらしい狸なら、惚れられたことが名誉じゃないか? と言ってやりたい(*^^*)
北條先生の、生命全てへの優しさがじわーっとくる、佳曲であった。
ココロが満足したので、カラダも満足させようと、マッサージ100分コースを予約。
皆さん、何でもやり過ぎはいけません。
光一さんもおっしゃってます(「Show must go on」またまた更新! ヒ○なのか? 光一うじ・・・/コラッ)
揉まれまくって(ちょっとヤラシイ←バカ)起き上がった途端、左肩に鈍痛が!(T△T)
筋肉がびろーんとなってしまったらしい(--;)イテテ・・・
アテネオリンピック日本選手団の専属トレーナーを派遣している某大手スポーツマッサージの会社(某プロ野球チームなども専属)でございましたので、即、筋肉の専門家が飛んできて、手当てしてくれました(×_×)やれやれ
筋トレしてて傷めるならまだしも、マッサージ受けて傷めるってどういう筋肉やねん。我ながら情けないです。
で、「Show must go on」の内容は、体重と筋トレの話。
「俺にとっての6kgって凄くデカくて」って光一さん・・・たいていの人にとってデカいですよ6kgは(ちょっとカチン←嘘)
『ザ! 世界仰天ニュース』の加藤大くんにとっては小さいかもしれんが(笑)
そういえば、本日の光一さん発言でもう一つカチンとしたのがあった。
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