Kin-SMA放言
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2004年05月09日(日) 大人げなし!

ちょっと寝不足で『アマデウス』(ル・テアトル銀座)に行って、大感動して帰ってきたら、ものすごく眠くなってしまい、昼寝のつもりで床に入った。

翌日の朝まで寝てしまった(−−;)

疲れてるのね(今日(今は5/10深夜)も、こんな夜更かししてる場合じゃないんだぞ)

『アマデウス』は、今回から高麗屋本人の演出になったそうだが、「特にここが変わった!」と劇的に気づいたところはなく。

そういや、モーツァルトが目隠しをしたまま「トルコ行進曲」を弾くシーンとかは、前はなかったっけ?

そういや、ぼく、こないだの日生劇場版は、観たんだっけ?(記憶曖昧)

ぼくが『アマデウス』を初めて観たのは、モーツァルトが江守徹さんからソメソメに代わったバージョンからなので、ぼくにとってのヴォルフガングは、ずっとソメソメである。

でも、最初のうちは、心もとないな、なんて生意気にも思いながら観ていた。

でも、若いからこその邪気のなさ、若い天才であるからこその、サリエーリに与える残酷さが際立っていた。

今やソメソメは「若さ」だけに頼るわけにはいかない。

その代わり、新感線の舞台に出たりして、色々な蓄えを身につけている。

でも、モーツァルトに一番必要なのは、無邪気さの残酷さ。逆に「どうなってるかな?」という気持ちで観に行った。

結論から言うと、

まだ全然オヤジに適わない(^^ゞ

お父さんは実際すごいです。

“歌舞伎の松本幸四郎”は、そんなに買ってないぼくだけど、現代劇(つっても、この話も18世紀の話なんだけどね)ではやはり卓越したモノを持っている人だと思う。

一幕の幕切れ、サリエーリが神に闘いを宣言するところ、二幕でモーツァルトに「死んでくれ! 死んでくれ──っ!」と涙ながらに迫るところ、もー、どうしてこんな、すごい力があるんだろう?

ところで、今回の『アマデウス』を観るにあたっては、ぼくの方にも一つ変化があった。

そう、前回の上演と今回の間に『モーツァルト!』があったのだ(*^^*)

なもんだから、歴史的知識として以上に、ヴォルフガングの、コンスタンツェの、そして、今作では姿を見せないレオポルド・モーツァルトの姿が、生きている人間としてくっきりと浮かび上がってきた。

そんな目で観ると、やはり馬渕英里何ちゃん、健闘はしていたが、なんか一人だけこの芝居の魅惑的な闇の中に入り損ねているような感じだった。

『犬夜叉』のかごめは可愛かったんだけどなー。

歌舞伎の「世話物」っていうのは、「時代物」に比べると、いかにも現代風に芝居しているように見せて、やはりちゃんとその時代の人なんである。

この『アマデウス』の登場人物もそうである。

当時の人たちから見ると、時代の先を行っちゃってるモーツァルト夫妻だけど、だからってまるっきり現代劇のように、ヤンパパヤンママみたいに演じてしまったら、単に説得力がなくなるだけ。

いかにも現代風に演じているように見せて、根底には「古典力」がないといけない、そんなことを改めて考えさせられた。



それにしても、前回まではぼくは、35歳という若さで貧乏のどん底で死んでしまうモーツァルトに、とってもロマンチックな哀れみを感じながらこの芝居を観ていたのだが、今回はどういうわけか、モーツァルトが死ぬ場面では、ホッとしてしまった。

それは何故なのか。

いよいよ“凡人の代表”サリエーリに一致してきた(それとておこがましいが)からだろうか?

いや、もしかして、「死」こそが、ヴォルフガングにとっての最終的な救いとなったように感じたからかもしれない(この辺が『モーツァルト!』を観たからこその変化なのかも?)

・・・『モーツァルト!』が観たいなぁ・・・。(結局それかよ)




さて、『堂本兄弟』(ゲスト・NEWS)

今日も手越がやってくれましたか?(なぜ疑問形?)

関西人のイメージをどんどん落としてる関ジャニの二人、人の子じゃない光一さん言い過ぎ!)マッスーなど、NewSもだんだん“キャラの宝庫”となってきましたが(笑)

でもやっぱり、

向かって左の乙 姫 様(髪型に注目)には適うまい(≧∇≦)

追いつけまい( ̄w ̄)いや、追いつく必要が(略)

ぼくはジャニオタなので、にゅーす君たちの誰がしゃべってても楽しんで観てたんですが(そのせいで、面白さがとっちらかった印象)、きんきっずらばーとしてのツボは、どのあたりだったんでしょうかね?(別に無理して探さんでも)

やっぱ、

突然立ち上がって、間の8人すっ飛ばして相方だけに向かって話し始めたところだろうか?( ̄. ̄;)

キョトンとしとったぞ、後輩8人(+レギュラー陣・・・は、まぁ慣れてるか)\(−−;)コラ

そして、「あっち向いてホイ」の賞品のフルーツを、欠食児童のようにばくばく食べまくる仕切り(中立)の人も、あなどりがたい(×_×)

呆然とする後輩8人(^^ゞ

自由すぎます、先輩

しかも、光一さん、手越に勝っちゃうし(これか、ラジオで「後悔しました」って言ってたのは/笑)

ごめんな、大人げない先輩で(′_`)

でも、

「ぶぉくドラえも〜ん!」

でモノマネをやりやすくしてくれるなんて、優しい先輩やで(^^)

ただなー、もっと掘り下げてほしい「一問一答」もあったんだけどなー。


←どっち方向に持ってってほしいかは、言わずもがな



あと、草野の“雑学”は、実際一番面白かった(^▽^)

あと、手越が乙姫様を見てるときの顔が、なんかすっげぇ可愛いと思った(ジャニオタ冥利)


ておどる 【2006年以降に書いた日記はこちら】てくてくミーハー道場