Kin-SMA放言
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2004年05月08日(土) |
光一さんが考える『ホームドラマ!』 |
『キンキラキンキワールド』
光一さんによりますと、井坂将吾はムエタイの修行のためタイに行ったんだそうです(≧∇≦)
そこでバスの事故に遭ったんだけど、ムエタイで鍛えていたため助かったと。
不 謹 慎 ( ̄∧ ̄)
光一さんを責めないで。
ずっと留守のつよっさんがいけないんです(強気)
とスタッフも危機感を持ったのか、つよっさん録音で久しぶりの出演。ラジオを休んで何をしているかのご報告をして下さいました。
「いやいやあのー、これは実はですね、あれですねあのー、ちょっと・・・そろそろ結婚かなって」
つよっさん、中居君と同じネタですよ。かぶってますよ。その手はもう古いんですよ(ツッコミ3連発)
そんなつよっさんの新鮮味のないフカシにうんざり(言い過ぎ)しているぼくの耳に飛び込んだのは。
「あ、ほんまに剛・・・」(←甘声!)
嬉しそうすぎなんですが( ̄w ̄)例によって。
そしてつよっさんが話し終わると、
「うへへっへっへ・・・。ねぇ、剛クン出るって、こんだけ? ・・・もうちょっとぉしゃべろうや、ねぇ?」(←Super Melting Voice)
そんなに声が聴きたきゃ、プライベートでテレフォンしとれ!(な、なんで不機嫌なの?)
で、録音つよっさんのご命令により、『ホームドラマ!』のこれまでのあらすじを光一さんが紹介することに。
そしたら冒頭のような波瀾万丈なストーリーだということが判明したわけです(何か・・・違う)
そして帰国した将吾は、日本でサザエさん一家のような生活を始めるのでした。めでたしめでたし(光一さんにとって「ホームドラマ」って、『サザエさん』らしい)
そうこうしてるうちに、再度つよっさん登場。さっさと「ORIGINAL COLOR」の曲紹介をして去って(?)しまいました(^^ゞ
フルコーラスではなかったけれど、テレビサイズではない「ORIGINAL COLOR」が聴けました。
今日の『キンキラ』これで終了(う゛ぞっ!)
いいの。もう終わりなの。残りはもう時間のム(以下略)
で、その話題の『ホームドラマ!』第3話、第4話を本日まとめて観ました(以下、ぼくもプチ真面目になりますよ)
ちょっと考えが変わりました。
もしかして陥落させられた? 智彦みたいに(^^ゞ
智彦目線で観るべきドラマだったんだな(勝手に納得)
「君はいいヤツだな。こんな出会いじゃなかったら、(略)オレは君のことを嫌いじゃないと思う」
ぼくは将吾の性格があんまり好きじゃないけど(笑)、このセリフでわかった。将吾のようなヤツだからこそ、智彦の気持ちを動かせたのかもと。
会社を辞めてすさんでいる智彦に、おかしな(本人言うところの“うざい”)理想論をぶつけるなよと、2話の予告編を観た時点では思っていたのだが、本編で観たら、このうざいセリフは、決して「これが正しいんだ、聞け!」っていう作り手側の押しつけではないと思えた。
橋本Pも岡田さんも、別に将吾を「いつも正しいこと言う、前向きなヤツ。だから視聴者も常に将吾の味方で」と言ってるわけではないんだ(と思いたい)
将吾を理想的なヒーローにしたいのなら、ここでは黙って去って、智彦を「気がすむまで荒れさせる」っていう方向に行くだろう。
例えば、このドラマが、心理カウンセラーの活躍を描くドラマだったのなら、主人公にそういう行動をとらせるだろう。
ぼく思うに、独りで傷を舐めることのどこが悪い! と将吾を罵ってやってもいいくらいだと思う。
誰だっていつかは「前進」しなきゃいけないし、それを一番わかってるのは本人なんだ。だから苦しむんだ。
気がすむまで自分の傷を舐める権利が、智彦には(また、他の7人にも)あるんだ。それも、自分ひとりで閉じこもっていようと、誰かに舐めてもらおうと、本人の自由だ。
智彦が他のメンバーから多少遅れてるぐらいで、あんな風に責める資格は、将吾にはない。
でも、全然理論的でもなく、ただ“うざく”おせっかいな将吾じゃないと、智彦の心は動かなかったと思う。
理屈っぽい智彦には、理詰めは通用しないから(ぼく、自分のこと言ってる気がしてなりません/笑)
相手の理屈の方が強いとわかると、自分が変なこと言ってると思っても、引けなくなっちゃうんですよ、こういうタイプって。
だから、理屈的には変でも、勢いだけでが──っと来られる将吾みたいなやつに、好き嫌い関係なく動かされてしまうんだよね。
かといって、「みんなと一緒に暮らす=智彦にとっても幸せ」だとは、未だにぼくは思いませんよ。
ただ、「独り立ちするまでの途中経過として、この“家族”を利用するのも、一つの手かな」と、登場人物が思って集まってきたのだとしたら、このドラマが始まる前にぼくが密かに願っていた「納得できる最終回」に向かっているのかな、と思った。
だって“家族”って、そういうもんなんだもんな、もともと。(お、今オレ、いいこと言ったよ←自己満足)
エピソードの端々に、「彼らは将吾の“夢の家族”を形成するために集められた駒などではない」というところがポツポツとあるのも良かった(清一郎がタバコをばんっとテーブルに置くところとか)
そんなわけで、今後はほんのり安心して観られるかな? と思った第3話なのであった。
で、ずっと気にかかっていた将吾の(どうも違和感のある、誰かさんの真似みたいな)口調。
ソファを拾得に行くシーンでの「注目!」にて判明。
そういうシーン、あったよね?
いやぁ〜、堂本剛って、スゲェ ( ̄ー ̄)つよマニア的自己満足の極み(コラ)
さて、第4話。
冒頭、ぼくが今書いたようなことを、映子がしゃべってた(笑)
将吾って、ほんと、実際に知り合いだったら、うざいだろうなー(≧∇≦)
そしたら何と、智彦にそのうざさが感染してるじゃないですか!(まゆみに会いに行くシーン)
恐るべし、将吾のうざパワー。ヾ(−−;)こらこら
第3話でツキモノ(?)が落ちたせいか、たいしたひっかかりもなく第4話は終わってしまった気が。
仁美の(予想どおりの)“深刻な事態”はありますが、これは次回以降に持ち越しだしな。
ただ、ちょっと激しく批判したい点が一つ。
翔子の「バス恐怖症」は、将吾が言ってたみたいな「オレなんてジェットコースター乗れないし」なんぞという軽いものではない!
間違いなくPTSDなのだから、しかるべき対処をしないといけません。“優しいお兄ちゃんの慰め”ごときで解決するような単純なものじゃないんだから。
こういう暴走をする将吾ですから(きつっ!)、やっぱ誰かが指導してやらないと、危ないかもしれませんねぇ。
あと、これは脚本もしくは演出に対するぼくの好み上の文句なのですが。
南米列車事故のニュースをみんなで観た後、将吾が「語り出す」じゃないですか。
こういう「主人公の独壇場」みたいな演出、ぼく嫌いなのよ。ここは将吾のモノローグにしてほしかった。そして、「誰も何も言わなかったけど、きっとみんな同じ気持ちだった」みたいなモノローグに、みんなの“いい表情”を重ねた方が、だいぶ心にしみるシーンになったのではないかと思う。
第2話で、板の間にみんなが車座になって“告白合戦”をしたシーンも、ぼくはちょっと暑苦しくて嫌だった(ぼくが、温度の低い演出が好きすぎるってのもあるのかも知れない。登場人物が長々と状況説明+心境告白をするドラマって、大嫌いだから)←“腹芸”至上主義の歌舞伎マニアってことも影響してるのかもね
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