Kin-SMA放言
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2004年04月07日(水) 『an・an』をこんなに硬く論じていいのか?

徹夜仕事があったので、『正直しんどい』も観ずにがんばったのだけど、やっぱり今日(8日)の昼過ぎまでかかってしまい、締め切りをずるずる引き延ばしてしまい、自己嫌悪に陥っております(T_T)

しかもさっき、髪を振り乱しながらキーボードを打っていたら、佐○急便が『フォトコレJ』を代引きで持ってきた。・・・持ち金が足りなかった(T_T)

「配達します」ってJ-Webからメールが来たのが今日(8日)の朝9時だぞ!(怒)

これ、普通の会社員だったら、意味ないじゃんか!

「後でまた来てください(恥)」と帰ってもらい、再び仕事に。

午後1時過ぎにやっと終わりました。



ゴハンの材料を買いに外へ出たついでに、噂の『an・an』を買ってきた。

『an・an』'04年版あなたが選ぶ(ぼくは選んだ覚えがありませんが/毒)好きな男ランキング。

毎年恒例のこのランキング。

ぼく思うに、このランキング、権威はないが、信憑性はある。

逆に思っている人が多いかもしれないが。

考えてみてください。

上位ランキングを見たり、その理由コメントを読んではっきり分かることは、この“選んだ人たち”というのは、今も昔も一筋に「彼だけ」が好きな人たちでは決してなく、特に好きな芸能人なんか決めてなくて、夕方仕事や学校から帰ってすぐテレビをつけて、ゴハンを作って食べながら見るともなくテレビを見て、さらにお風呂入って寝るまでずっと見るともなくテレビを見ている人たちなのである。そうとしか思えない。

そんな、あまりにもゆるい「世間」の愛が選ぶと、こうなるのは当然なのである。

決してタクちゃんの11年1位の快挙を貶めているわけではない。

今も昔も一筋にタクちゃんを好きな人たちは、いっぱいいるはずだ。

でも、そういう人たちは、この投票には参加していない。

あまりにもゆるい「世間」の愛。

「世間」が愛しているのは「彼」ではなく、「テレビ」である。

つまり彼女たちは、「私が愛する“テレビ”を今一番華やかに彩っている男」を選んでいるのだ。

選ばれているのは、「テレビにふさわしい男」

「世間」は一番の価値観を「テレビ」に置く。

だからこそ、「好きな男」とは、「今一番世間に“存在することを歓迎されている男”」であると言える。

このランキングは、だから信用できるのだ。



ところで、そもそも「キムタク」という軽薄な呼び方は、この『an・an』好きな男ランキング記事内で初めて使われたのを御存じか?

ぼくはこの4文字を『an・an』誌上で初めて目にしたとき、

「あー、いかにも“木村拓哉”という男を、歌手や俳優としての資質ではなく、またSMAPというグループの一員としてではなく、“今一番(私が愛する)テレビに出てる人”としてしか認識していない人が使う単語だなぁ」

と思ったものだ。

でも、それだからこそ、オレンジのジャニーズ衣裳に、センターパーツのワンレンというチーマーあたまで必死に抵抗していた“タクヤ”時代から知っているぼくでは判断できない、今現在の世間様に、木村拓哉がどういう風に見られているかという“掛け値なしの事実”を知ることができたと思う。

それにしても、それから11年間、ずっと「世間に好きでいられる男」だとは思いもしませんでした。

ほんと、おみそれしています。

だって、かつてこの座に複数年座っていた某元男性アイドルなんかは、あっという間に凋落して、「嫌いな男」にランクインするならまだしも名前すら上がらなくなって、「もう芸能界にはいない」的扱いをされているのを思うに、「この世に絶対はない」(・・・違うくねぇ?)との感慨を深く噛み締めざるを得ないのである。



話は戻って、だから、ツヨぽんが今回3位なのは、今のテレビ界の状況からして当然といえる。

世間では、草なぎ剛は「芸能界で3番目にいい男」なのだ。

「過大評価では・・・?」と、アイフルのくぅちゃんのように“ふるふる”してる方もいらっしゃるでしょう。

いやむしろ、「今頃になって表面的な評価をもらっても、嬉しくない」とぷんぷんしてる方の方が、きっと多いことでしょう。

または、「私から見れば、ツヨシ君は木村君以上よ」と胸を張るのも、それまた当然。

でも、ここに書いてあるのは、さっきも書いたように、「夜7時から寝るまでずっとテレビを漫然と見ている」人たち(決して、バカにしてはいないんですが)が下した評価なので。

ところで実をいうと、

「これからは草なぎ剛が“くる”!」

と、7年も前に評価したのも実はこの『an・an』好きな男ランキングだったのを御存じですか?

山田美保子さんだったかが、「木村の次にくるのは・・・」みたいな記事で、そんなコメントを寄せていた記憶がある。

「草なぎ剛、あんな美形はいない」というコメントを読んで、嘘?!と驚愕したので(ゴメン・・・ほんとゴメン)今でも覚えているのだ。

むろん当時ツヨぽんの名は、一般人が選んだランキングの中には、影も形もなかった。

そうして考えてみると、やはり、アイドル雑誌とか読まないゆるい世間の目というのは、「目に入る最小限での評価」──つまり、どんだけテレビで見かけるか、という基準なので、去年の5位、今年の3位、というのは、やはり「ツヨぽんの仕事での評価が、表に出てきた」ことの表れなのだと思う。

これって、韓国でチョナン・カンが「ほっぺの赤い、コメディアンなのか歌手なのかわかんない外国産の男の子」から、『ホテル ビーナス』によって「あ、真剣に俳優やってるんだ」と認識されるような感じではないかと思う。



ということは、今年やっと別々に名前を挙げてもらえたきんきっずくんたちなんてのは、今になってやっと、「兄弟じゃなかったんだね」って分かってもらえたのかみたいな気分( ̄□ ̄;)今さら・・・(涙)


←嬉しくない!



ただ、13位と15位という、どんぐりっぽいところが、むしろぼくなんかは嬉しい。やっぱ世間からはセットで見られてるんだなーと、それがこしょばい。

セットといえば、むかしこのランキングで、「センスが悪いと思う男」という項目があって、5位以上10位以内という半端な位置に“光GENJI”がいたことがあった。

7人ひとからげっていう乱暴さもさることながら(たぶん、何人いるのかさえ「世間」ではあやふやだったのであろう)

そのセンスって(本人たちのせいじゃなく)ジュリーちゃん(←当時ステージ衣裳をデザインしてた)のせいだから!(だいたいなんで“衣裳”で評価されなきゃならんのだ?!)

と、書店店頭で暴れたくなった当時一応まだ20代のジャニオタておどるであった(^^ゞ

それ以来であるね、このランキングに参加している人たちと自分との価値観が500海里ぐらい離れてるのを思い知ったのは(笑)





UCカードのCMをキャッチ(録画はできず)

踊ってましたなー。よしよし(喜)

CMソングはCMに特化した歌詞なので、次のCDには入らないであろう。ふざけてて面白いんだが。

そんなふざけた歌詞と相容れない、まじカッコよさげなダンスが良い良いv

ぼく的には、つよっさん光一さんの手をぐっとひっぱるとこが、良い良い\(^^)/

なんか、「カナシミ ブルー」でUCのCMに初登場した時のことを思い出してしまった。




←絶対こっちの方がコンセプトに合ってる(笑)


ておどる 【2006年以降に書いた日記はこちら】てくてくミーハー道場