Kin-SMA放言
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2004年03月06日(土) |
やっぱ初日は良いよね♪ |
いったいどれほど帝劇を儲けさせたら気が済むのか? と自問自答しつつ(くれぐれも、ダフ屋は儲けさせたらダメですよ皆さん←コホ。)行ってまいりました『エリザベート』(帝国劇場)初日。
ふへへ、またフェイント(^^ゞ
ツヨぽんネタはずっと下へ。KinKiネタは、またその下へ。すんません。
(閑話休題)あと3ヶ月、これをやるんですねイチロ(一路真輝)さん!
あんたスゴすぎ!(◎_◎;)
その細い体で!(−−;)
くれぐれも・・・くれぐれも、お体には気をつけて。陰ながらお祈りしております。
すまないけどねー、ホントすまないけどねー。『SHOCK』でしか帝劇に行かない人に、ホント観てほしいのよ、ぼくは。こんなすごい世界があるってこと、知ってほしいのよ。まー、高いからムリにとは言いませんが。
えと、『SHOCK』みたいに別室作ろうかと思ったんですが、妙に気分がハイになっちゃって、古いビデオ(しかも『エリザベート』じゃなくて、KinKiの←何で?!)を観まくってしまったので、今日はとても無理ざんす。
明日、“ゆーいちろー初日”を観てきますので、そしたらWトート比較しまくり(意地悪)別室を作ろうかの。でも、読みにくる人はほとんどいなさそうだの(ぼくの日記を読んでくださる人って、何割がKinKiファンで、何割がツヨぽんファンで、何割が歌舞伎、ミュージカル好きなのか? 一度統計とってみようかしら?)
ま、ここではもちろんネタばらしはしません。
装置も、演出も、劇的に変わりまくりですので。
トートダンサーの振り付けも、全て変わっておりますので(今回は大島早紀子氏じゃなく、島ザキ(←字が出ない)徹氏なのよね。『薔薇の封印』でも採用してた、最近の小池センセイのお気に入りの方)
まぁ、そういう人はいないと思いますが、前回までの『エリザベート』を観てて、「もう飽きた」って言う方も、今回のは絶対観るべきです。
ますます重厚さとデカダンさは増しております。
あの不気味さ&耽美さ、たまらん!(≧∇≦)好き
特にね、エリザベートの登場の仕方と終わり方。クンツェさんの最初目指した形に近いんじゃないかなと思う。多分クンツェさんは“こういうつもりで”書いたんじゃないだろうか、というエリザベートになっとります。
それにしてもイチロさん、乗り移ったみたいにキレイ(v∇v)(どういう表現じゃ?)
『エリザベート』の眼目とも言える第一幕の最後、フランツの前に登場するところも、前回までのちょっと装置が「・・・」だった演出を変えてあり、思う存分拍手できる形になっており満足(やればできるじゃないかぁ小池先生!←偉そう)
その分、「私だけに」はちょっと弱くなってたかな?
装置も、目が眩むばかりの豪華さになってるんだけど、ちょっと具体性が強すぎて、イメージが限定されたきらいもある。でも、これは好き嫌いがあるかも。
新しいキャストに関して・・・特に、皆様ご注目に違いない(笑)ルドルフですが、今日明日は浦井健治クン。彼は『仮面ライダークウガ』出身(“出身”てのも何か変な言い方だが)だそうですな。おお、今や「イケメン俳優輩出の殿堂」と言われるライダーシリーズ出身なのか。
なにしろあの井上芳雄クンを輩出した(これまた変な言い方)“ルドルフ”役ですから、おのずと期待もかかるし「ハンパなヤツだったら許さねぇぞ」という気分もこっちにはあり。
やはり声色は芳雄クンに似てました。ルドルフはテノールなので当たり前な気もするんですが、ぼくはドイツ・エッセン版のルドルフのちょっとハスキーな声が好きなんで、初めて芳雄クンのルドルフを聴いた時もちょっと違和感があったし今回も「うーん」て感じだったかな(特に、うっちー(内野聖陽)トートの声と溶け合わないっていう難点もある)
あと、今回ルドルフはめっちゃ踊る。これがけっこうキた(笑)
「死のワルツ」なんて、かなりの見ものです(*^^*)
あと、やっぱマックスのクニクニ(村井国夫氏)が良かったな。
お兄ちゃん(高嶋政宏)の役作りに関しては(これも色々とマイナーチェンジあり)、観慣れなかったせいかちょっと疑問もあったけど、「おっそうか、こういうやり方だからルキーニの本質はこうなのだな」と開眼させられた部分もあり。
あり? なんだかんだ言いながら、ほとんど感想書いちゃってるな。ほんじゃついでだから(オイ)イチロさんとうっちーのコンディションについて軽く触れます。
正直、美しさはピカピカだったんだけどイチロさん、声の方のコンディションは100点満点とは言い難く。
高音が多少ヨレてた箇所がいくつか。残念であります。
ただ、前回までの公演で一番弱みだった“少女時代のシシィ”(「パパみたいに」など)の声が、自然に可愛らしく出ていたのはかなりの進歩。以前は妙に鼻にかかったぶりっこ声だったので、ここが改善されてただけでも大変満足でした。
今後“りきみ”がとれてくれば、高音もきっと良くなるでしょう。
うっちーは、そうねー・・・(ありゃ?)
以前のうっちーを考えればそりゃもう長足の進歩ではあるのだけど、ここはひとつ『エリザベート』という作品の価値を鑑みて、妥協せずに評価したい。
こんなもんじゃ許せねぇ。
厳しいですか? ええ、厳しいですとも(開き直り)。厳しく行かなきゃダメです、こんだけクオリティの高い作品なんですから。
でも、ぼく、自分で良かったなーと思ったのは、
『エースをねらえ!』を結局観てなかったこと(^^ゞ
あれ観てたら、とても平常心では今回の『エリザベート』観られなかったと思う(爆)
宗方コーチがチラついてたら、とんでもなかったと思います(どうも、そういう人が客席にもチラホラ・・・お気の毒さま/苦笑)
動きは相変わらずシャープでカッコいいので、とにかく発声を、今後も一日一日大切に、進歩させていってほしいと。切に、冀う次第でございます。
で、初日ということで、客席もロビーも華やか(・・・かな? “おっさん”(=お偉いさん)が多かったし/毒)
カーテンコールでは、シルヴェスター・リーヴァイ氏がカンペ片手に(笑)日本語で「スバラシカッタ」と絶賛のご挨拶。相変わらずおちゃめなオジサマでございます(^^)
特上席(1階J列センター)には、オーストリア大使や関係者だったのかしら? かっちょいい外国人男女がお座りになっておりました。
あと、有名人(特に名を伏すわけではないが、メンドくさいので/コラ)がちらほら。
初日でしたなぁ(やっぱ嬉)
そんな帝国劇場からわずか300メートルしか離れてない有楽町マリオンでは、『ホテル ビーナス』の初日舞台挨拶が行われてたわけで。
最近では舞台挨拶って、こういったスゴイ入場者数が予想される場合、限定前売りがあって入場制限されるのがふつうになってるけども、昔はそれこそ「早く行ったモン勝ち」ってとこがあった。
人ごみに超弱いぼくは、舞台挨拶に行った映画って、後にも先にも『蒲田行進曲』しかないんです(でも行ったてのがスゴイよな、今考えると)
よく入れたよなぁ(だってスゴかったんだよ、当時の風間杜夫さん人気って)
・・・ぼくの思い出話はどうでもいいですね。
ムロンぼくはこの模様は『SmaSTATION-3』で観たわけですが。
しんつよのラブラブっぷりに、脱帽(>_<。)
全く見事な愛し合いっぷり(え?)じゃないスか。
特に、慎吾ちゃんのツヨぽんへの好き好き光線発しまくりぶりは、見てて清々しい!(笑)
それに対するツヨぽんのクールさ(「何コレ?(笑)」「一番オイシイじゃん」「何この小芝居?」)がまた可笑しい( ̄w ̄)
うらやましい(何が?)ったら、ありゃしないのよぅ!
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