Kin-SMA放言
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2004年01月06日(火) |
やっぱゴロちゃんなの? |
はい、観ました。『僕と彼女と彼女の生きる道』(第1回)
あのねー、ほっとした。正直な感想ね。
前作が良すぎたせいもあって、制作者側もすごいプレッシャーだったと思うし。
そのくせ、こんだけベタベタなタイトルつけるという悪い意味での開き直りみたいなことするので、視聴者としては、どう受け止めていいのかわからない部分もあったのよ。
でも結果、一番肝心と言えるストーリーに、ムリな展開もなかったし(今のところは、という但し書きがつくが)、登場人物に「何だお前?」っていう“ドラマじゃなきゃ出てこないような変なやつ”がいなかったのも救い(ておどるさん、何かのドラマと比較してます? やめましょ、そういう既に仕方のないことは)ただ、可奈子に関しては、多少の違和感を抱いた人も多いと思う。それに関しては後述。
徹朗は特別に冷血漢なのではなく、子育ても家のこともすべて妻任せにしてきた働きバチ。銀行員という職業に、そのリアル感がある。
今さら日本版『クレイマークレイマー』でもなかろうという前評判がなかったのも、今考えれば“不幸中の不思議”だった。設定は確かにそっくりだが、さすがに見せ方はまったく違う。アレをなぞるようなことはおそらくしないだろうという安堵感(←ちょっと失礼)が持てた。
むろん今作は徹朗の“子育て奮戦記”になどなるはずもなく、1話で提示されたように、徹朗は今のこのご時世に、職業人としては明らかに“勝ち組”にいるエリートだし、自分に自信もあるだろう。積極的に凛を立派に育てようとするヒーロー的キャラではないが、とりたてて子供に冷たいともぼくは思わない。
29歳で妻子を高級マンション暮らしさせてやれるほど、甲斐性のある男なのだ。
日常的にはどうか知らないが、その埋め合わせとして、行事ごとには“平均的父親の役割”を果たしてきた男なのだ。
だが、可奈子がそれをよしとしなかったように、徹朗の努力はベクトルが少しズレていたのだ。
凛が毎朝食べるパンを、種類ではなくメーカーで買ってきてしまう「ちょっとしたうかつさ」で、橋部脚本はそこんところを上手く表現していた。
そして、徹朗のその「うかつさ」は、ぼくらみんなの中にもきっとあるだろう。
みんな“いい母親”“いい息子”“いい娘”“いい友人”“いい同僚”“いい上司”etc.であろうとして、毎日気を砕いて生きている。全てに完璧ってわけにはいかないから、徹朗のように、“いい職業人”であるために“いい家庭人”であることを、少し放棄して生きることもある。
ここでこのドラマに対する唯一の違和感を挙げるとすれば、今回の突発的な可奈子の行動である。「ドラマのとっかかりだから」と言っちゃえばそれまでだが、抱いてきた不満を、修復不可能な時期まで溜め込み、突然“離婚”を突きつけ、あまつさえ一人娘を置き去りにするという行動が、一般的な妻・母親として“有り”なのか、という疑問だ。
だが、これは可奈子が徹朗を“家庭人”としてしか評価しないで今回みたいな行動をとったからであり、可奈子自身にも今後“いい妻”“いい母親”を放棄したことによるドラマが待っているとぼくは思う。彼女には、単に、徹朗に審判を下す役割しか与えられているわけではないのだ(と望む)
これから徹朗はきっと、妻が、娘が、夫として父としての自分に、本当は何を求めているのか全然分かっていなかったことに気づいていくのだろうと思うが、そこを薄っぺらいヒューマニズムで終わらせないかだけが心配だ。
『僕の生きる道』を作ったスタッフだから、そこはなんとか(「なんとか」って・・・)
そう、このドラマの主題は、今までうんざりするほど繰り返されてきた企業人(だけ)批判、ニッポンの父親(だけ)批判ではなく、「相手が自分に本当は何を求めているのかは、努力して分かろうとしないと分からない」ということなのではないか。
それは働きバチの父親だけではなく、母親だろうが、娘だろうが、息子だろうが、家族がいない人だろうが同じだ。「絆」というものは、長く一緒にいれば自然にできるなんて甘いものではなく、何のメンテもしていなければ綻びてしまうものだってことなのではないか。
1話だけ観て早々に結論づけるのもせっかちかと思うが、今日の感想としてはそんな感じです。
そして、最後まで謎で終わったエンディング・テーマ。
どう思った?(*^^*)
あきらかに去年のしかもFNSより前に(爆)収録した『「ぷっ」すま』はどこが新春やねん?な(^^ゞ「ギリギリマスター」
ぐだぐだな始まり方、ツヨぽんの“一瞬持ち上げておいて一気に落とす芸人殺しの技”(既に神業←えっ?)、意味のない(毒)お色気要素、中途半端にすごいエガちゃん( ̄w ̄)etc.
全て2003年のまま☆\(−−;)コラ
低周波機をいたずらしたり、品川を「大丈夫ですか!」なんていいながら、水の中に突き落としたり、ツヨぽんの小学生並みいたずらっ子ぶりも健在。
品川君、その程度で驚いてちゃ、「OLが水着に着替えたら」には出られないぜ(笑)
こう見えても、アイドル歴15年の29歳なんだぜ(≧∇≦)
エンディングでは、もうじきコンビ歴6年目を迎えるというのに、未だに全然息の合わないナギスケ。
これから3ヶ月間、火曜日は「緊張と緩和」の日々になりそうっす(笑)
そしてきんきっず的には、ネタ探しで大変な火曜日になりそうっす(T_T)
え? 『どんなもんヤ!』?
・・・・・・(やったな。やりおったな、録音ミスを)
いや、違うの。ちゃんと録ったの(『僕カノ』と時間がかぶってるから、今後も油断できん)
面白くなかった。
・・・さ、ということでね。(←つよっさん的方向転換)
でも、ベートーベンやシューベルトならともかく、ドビュッシーやロッシーニのビジュアルを未だに覚えてるってのがつよっさん的すごさを感じさせます(な〜んか、ムリにネタ作ってる? わし)
じゃあ古い話ですが、もひとつ「すごいぜ」と思ったことを。
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