Kin-SMA放言
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2003年06月21日(土) |
もしもし・・・うそやん? |
〈はじめにひとこと〉 今日はバラッバラなこと書くんで。
まず心に夢を君には愛をPV拝見。
「帝国の逆襲」ですか?
どうなる? ハン・ソロ!!(つづく)
みたいな。
すいません『STARWARS』第2作(でも実はEpisode5だったという)を見てない人にはさっぱりですか。つまりですね、
思っきし、
次作へつづく
って終わり方。それを想像していただければ。
軽くストーリーを説明すると(ネタバレいやな方のために、ちょっと隠します)、
密室でヤ○ザに「テメェ見たんだろ!」と、殴られている光一。なんらかの秘密を握っているらしい。
殴られる拍子に、例のブレスを落とし(ここで、今回のPVが「永遠のBLOODS」の続編であることが知れる)、それをヤの代貸らしきおっさん(この役者、よく見るんだけど、名前が出てこない・・・)に奪(と)られる。
一方剛は、自分の部屋でふと見たニュースで、金融機関強盗の犯人が、自分が属している組の構成員だと知る。
組の事務所で、「やめさせてもらえませんか」と直談判する剛。当然許されず、こづかれ回される。
代貸がしているブレスに見覚えがあるのに気づく剛。それを奪って逃げ出す。
逃げ込んだ密室に、光一が縛られている。
「お前、なんでここにおんねん?」
光一は意味ありげに微笑む。
逃げる剛と光一。気づいて追ってくるヤ○ザたち。
路上駐車しているクルマ(多分フェラーリのスパイダーだと思うんですが)を“ちょっと借りて”逃げる二人。
ヤ○ザのクルマ(セドリック・・・かな? 自信ない)を振り切って、海へ。
のんびり海を見ている間に、ヤ○ザ到着。
「しつこいなぁ」
「理由はこれだろ」
持って逃げたバッグを開ける光一。札束がぎっしり。
「それや、それ。捨て、それ」
バッグを投げ捨て、再び逃げる。
クルマで走りながら、ブレスを光一に返す剛。
「それはそうと、お前、なんでここにおんの?」
またもや意味ありげに笑う光一。その時、剛の携帯が鳴る。
「はいもしもし・・・うそやん?」
つづく。←でかっ
というわけですよ。
想像するに今作は、「STARWARS」のように最初から9部作(らしいよ)だったのではなくて、前作を作った後に、思いついて続編にした感じが濃厚である。「永遠のBLOODS」は、あれで完結してたもん一応。あれが評判が良かったんで、姑息な手段で引っぱる気だろ、そうだろ(最近ひねくれファンになってるなぁ・・・)
光一の謎の微笑みに、次回どんなオチをつけるのか、見してもらおうじゃねぇか。(な、なんで挑み口調なの?)
細かいところをつっこむと、ヤの兄さんたち、光一さんのことは思いっきり殴っといて、つよっさんをこづき回すときは、なんであんな、犬猫をじゃらしてるみたいに手ェぬいてんだよ! そんなにカワイコちゃんが(以下略)
それから光一は、なんでヤの事務所で剛に会って、驚かないんでしょうか。
狙って会いに来たってこと?
剛がチン○ラだってことを、最初に会ったときに、見抜いていたのか? それとも、現代に来て、知ったのか?
それはどうやって知った?
謎だ。ますますケン・ソゴル(分かる人には分かるね?)だな。
それにしても、若造がヤ○ザから逃げるというこの設定。
思わず、映画『スニーカーぶる〜す』を思い出してしまったぼくって、
あまりにも歳ですか?←え? みんな知らない?!(;;)
ぼくとしては、光一さんが2回「フッ」と笑うのは、あんまり好きじゃない。最初はただ「ニヤッ」とするだけの方が、良かった。
今回良かったな、と思ったのは、前作みたいに、曲を途中で止めちゃわないで、BGMにしてセリフを流したところ。前作では楽曲の流れがセリフでぶつっと切れちゃって良くなかった。監督が代わったのかな?
一番好きなところは、JEのCMでも流れてるけど、つよっさんが光一さんを見つけて、下からのぞき込むように、顔を見るところ。何となくモエる(←腐女子め)
それと、縛られ光ちゃんは、『新宿鮫』の真田広之より軽Sゴコロをそそられます(*^^*)
さて、次の話題は『カウントダウンTV』スタジオライブに登場のきんきっず(これがなぜか録画失敗。観ながら録ってたんだけど、何故だ? 昨日の『メントレG』もそうだったし・・・デッキ故障か?ぞっ・・・)
トークの時の光一さん、タンクトップ姿が眩しいっ!(二の腕二の腕)唄の時には白シャツを羽織ってしまい、残念無念。
つよっさんもタンクトップなのだが、なぜかモエず(え?)
話した内容は、・・・覚えてない。たいしたこと言ってないと思う(光一さんの二の腕しか見てなかった(^^ゞ)
唄の時のカメラワークは、『うたばん』とほぼ同じだった気がする。
本日の『キンキラキンキワールド』は、十代女子意識調査でたいしたツボはなし。
しかし私ておどる4X歳、最後に出た11歳(将来の夢・バレリーナ)にびっくし。
「光ちゃんもツヨちゃんも電話してくれてありがとうございます。お仕事も無理せずがんばってください」
・・・これが11歳の言葉か?!
なんでしょ、このソツのなさ。かわいくね(しーっ)
なのに、24歳男子のお二人は、
「かわいすぎるやん」(メロメロ)
「かわいーなぁーv どうする? こんな娘できたら?」
「もー、もう離さへんな。門限5時ですよ(笑)」
トロトロ状態。・・・男親が娘に甘い理由がなんとなく分かった(- -)
以下、きんきっず外の話でございます。
『ボーイング・ボーイング』(東京グローブ座)
予備知識が全然なかったのだが、フランス原産のシチュエーションコメディだった。
そして、シチュエーションコメディと言えば、東京サンシャインボーイズ、というわけで、演出に白羽の矢が立ったのが、福島三郎さん(巨匠・三谷はさすがに・・・)。“涙目銀座”は立ち上げから2、3作は拝見してるのだが、その後ちょっとあんまり惹かれるものがなくて、最近は見てない。
登場人物が6人だけと言うこともあり、今回の若い(?←コラ)役者たちには、ちょっと荷がかちすぎた感もある。
一番体力的にも大変だった(笑)あつくん、大汗かいてがんばっていたのだけれども、それが“ロベール”としての汗ではなく、“佐藤アツヒロ”の汗だった。
ロベールが必死になってるのを見て観客は腹の底から笑うってのが、この芝居の理想像なのだと思うのだが、ぼくには「役者がいっぱいいっぱいになってる」って風にしか見えなくて、素直に笑えず。
一方、親友に死ぬ思いをさせといて、騒ぎの張本人のクセにどっか他人事みたいなベルナール=アキラ。このキャラはアキラそのもの(偏見/笑)って感じがした。他の出演者ははっきり言って、“ジャクリーヌ”だの“ロベール”だの、外国人名が思いっきし違和感あるのに、コイツの“ベルナール”だけ妙に似合っている(笑)。ジャニーズでもオカケン族に属する外人キャラだからだろうか?(いや、アキラの方がオカケン以上かも)
一番“若さ”が裏目に出たのは、須藤理彩のベルタ。この役、ほんとはもっとおばちゃんが演る役なのでは? だって、この若さこの美人さなら、ベルナールが4股かけててもおかしくない。ちょっとしたミスキャストだったかも。
あとの3人に関しては、“どんぐり”っぽくて(西尾まり以外、よく知らないってのもある)ほとんどコメントできず。なにせ「外人」に見えないのが哀しい。いっそ日本に設定直せばよかったのに(と思ったら、プログラムで福島さんが、最初はそうするつもりだったと書いてた。・・・遅いよ)
なにしろ基本は「ドタバタ」ですから。ぜいたくな夢かも知れないが、三谷さんの手腕であったならどう化けていたか、見たかった(『Bad News☆Good Timing』みたいにはずしたら困るが/毒)
とにかくこの話はタイミング命なので、ヘンに慣れないように気をつけて、千穐楽までみんながんばれ。
『六月大歌舞伎』(歌舞伎座)
グローブ座が終わって直ちに移動したのだが、序幕『鈴ヶ森』間に合わず(これは明日観よう)
『時鳥殺し』と『御所の五郎蔵』だけ観る。
黙阿弥ゼリフのリズムが心地良いのなんの。高麗屋(松本幸四郎)は「歌舞伎はミュージカルとは違う」と言っていたが、やっぱり歌舞伎は、作られた当時の人たちにとっては、最新のミュージカルだったと思うよ。
お目当ては、当然仁左玉(片岡仁左衛門+坂東玉三郎)だったのだけれど、玉さん、腰元時代の皐月にあまり気が入ってないように見えて、少々ガッカリ。
でも、『時鳥殺し』では、もー「私を見て!」って感じ(苦笑)の独壇場。
ぼくは百合の方(仁左サマ)を見てました(意地悪)
で、仲之町の場になって、自分の失態に気づく。
ぼくは余裕がある月は、東の二階の桟敷で観る。ここは値段が二等席と同じなのに、テーブルがありこたつ式のイスで、すんごく楽。大好き。花道もよく見える。
ところが、今月に限っては、ここは“ペケ”だった!
なぜなら“両花(道)”だったから!(しかも五郎蔵チームが上手側の仮花道!)
ぐあぁ、悔しい〜・・・(思いっきり立って観てやった/大人げない)
今回、通しで出たことで、「最後はこうなるんか」というのがわかったけど、なんか、仁左玉ならではって気がした。他の配役だったらやんない方がいいかな(毒2)
孝太郎がこのところめっぽう良い。時々声がカンになるのさえ気をつければ、とってもいいと思う。今日の逢州も良かった。
高島屋(市川左團次)は、無論“ステキ”の一言v(←激甘)
お兄ちゃん(中村勘太郎)とソメソメ(市川染五郎)に関しては、昼の方が活躍しているので、明日観てからにしよう。・・・そーだ、中村屋といえばコクーン(『夏祭浪花鑑』)、結局行けそうもないな・・・(T_T)
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