視界穏砂
打楽器奏者・朝倉真司の穏やかな日常(細切れ御免)
本家はここ(掲示板は本家から)/スケジュールはここ
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2003年09月05日(金)

■今日は大槻ケンヂアンプラグダー最終日@仙台。久々に東海道でない新幹線に乗ったが二階建て新幹線の一階に乗っているとホームに止まってるときにちょうど窓とホームの床が同じ高さになるのでホームを歩いている人に窓を蹴破られそうでおお怖い。

■開場のannは今回のツアーでは一番小さい会場で音も割とデッド。お客さんも開演前も開演後も静か、というか真剣に聞いてくださってる感じで開演前舞台袖でみんなで騒いでいたらローディーの倫くんに「今日はお客さんに丸聞こえなので静かにしてください」と怒られる。すいません…。本番では直前のリハーサルでちょっとだけ練習したハニードリッパーズの「シー・オブ・ラブ」や「岬めぐり」も演奏。それにしてもこのツアー、場所場所で本当に全然内容違ったな…。大槻さんがMCで「仙台の人はギャグを寝かせる、その場では笑わないで2,3日してから「あれ面白かったよなー」と言い合うと聞いたんですけどほんとですかね」と言っていてなんだそりゃと思ったがお客さんは頷いていた。そうなのかよ!最後の曲の前のMCで大槻さんが駅で買った仙台名産のずんだ餅がまずかったという話をしてしまい客席が一気に冷える(笑)。そのまま若干不穏な空気を残しながら終了。

■打ち上げは何でも置いてあって何でもうまい中華料理屋みたいな居酒屋で。大槻さんと話していてそれにしてもミュージシャン(私は自分のことをあまり「ミュージシャン」だとは思ってないのだが)って幸せだねえという話になる。毎日違うところに行ったりいろんな人と会ったりメンバーで旅に出たり楽しく演奏して食って呑んで。それはそうなのだがていうか大槻さんの場合はアンプラグドの他に特撮電車という両極端なバンドをやっていて毎月のようにツアーをやっていて、文筆家としても一人でホテルに篭もって尋常ではない数の連載をこなして(それだけでやってる人でも月産でこんなに書いてる人はいないと思う、しかもどんどん増えてる)他にも対談/のほほん学校/タレント的活動などなど。しかしそういう「両極端」が交互にぎっしりとスケジュールを埋めている状態がこの人にとって凄く穏やかで安定している状態なのだろうなあというのはお話ししてみるとちょっとだけよく分かる。マネージャーTN氏は相当大変だが(笑)。「岬めぐり」の完成度に味を占めた我々はこういう歌謡曲ばっかりやるライブもやってみたいねえという話にもなりつつ解散。お疲れさまでした。


写真=牛タンだ( ゚Д゚)!(←こればっかり)近くのお店からわざわざ運んでもらったらしい。旨かった。


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