視界穏砂
打楽器奏者・朝倉真司の穏やかな日常(細切れ御免)
本家はここ(掲示板は本家から)/スケジュールはここ
DiaryINDEXpastwill


2003年09月04日(木) 家族

■都内某スタジオにてぱぱぼっくすのストリングスパートのレコーディング。ぱぱぼっくすのレコーディングは本人達が大阪在住なため全て大阪でやっているのだがこれだけは東京在住のミュージシャンにお願いすることもあり事前に細かい打ち合わせ、確認をして東京で行うことに。盟友ヨシンバ西村氏にアレンジとディレクションを依頼。バイオリンの岸さんも素晴らしい。大変よい物が出来ました。終了後遅れてマルカートの最終リハーサルへ。このメンバーは笑顔が絶えず穏やかで面白い。何というかうまく言えないが、家族みたいな雰囲気がある。アコーディオンの弾き語りにバンドが寄り添うという形ということもあり広いスタジオなのに真ん中に凄く小さく集まって小さな音で演奏していることもあるのかも知れない。笑える。その後また移動して東京エスムジカのTDへ。一曲完了。良い出来だ。

■帰宅後相方が借りてきた「ドニー・ダーコ」を見る。うーん。予備知識(「目を閉じた瞬間、答えは[反転]する」とか)が邪魔してたこともあるのか(というか疲れてたのもあると思うのだが)集中できず。どうしても解釈がどうのこうのと構えて見ちゃうしそれ自体は確かにいくつかあって面白いと思うのだが、単純にこの映画の混乱したシステムを含めて現代的で不思議な青春映画、と思うと良くできているなあとは思う。



写真右=マルカートのリハーサルスタジオ。休憩中なのに練習している振りをしているベースの御供くん。
写真左=tko-eth-musica(まだ表記が決まってない)のヴォーカルのお二人。たまたま同じような格好してたので思わず撮影。向かって左が平絵美帆ちゃん、右がヨンエちゃん。美帆ちゃんは島歌的な節回しの垣間見れる面白い歌い手さんだが声の上の倍音が多くて楽器みたいな美しい声をしています。ヨンエちゃんは韓国語や英語も堪能。声にちょっとだけ少年ぽさがあって私はそこが凄く好き。二人とも個性的でとても素晴らしいヴォーカリストです。レコーディング初体験とは思えないヴォーカル録りの早さで製作陣三人(プロデューサー山口氏・コプロデューサー朝倉・エンジニア川口氏)は腰を抜かしました(←嘘)。


asac |MAILHomePage