こぎとえるごすむ
思う事・日常の出来事をウダウダと書きます。
「テメエふざけんな!」と思っても暖かい目で見て下さいね。

苦情は受け付けません。イヤだから。

2003年10月10日(金) クラッチスイッチ

半年ほどクルマで悩んでる症状が有りました。

クラッチを切った状態でギアを入れていると、異常に回転が下がって
エンストする、といった症状です。

「それでナニが困るの?」と言われそうなので説明。

右折するのに、すぐに右折できない時とかギア入れたままクラッチ切り、
そのまま惰性で進んでゆくのですが、当然クラッチを切ってアクセル抜き
ますから、回転が落ちます。

すると、そのままエンスト。

あとは、バックするとき。

ギアをバックに入れてクラッチをチョンチョンとつないでバックします。
そのチョンチョンの間隔が大きいとエンスト。

そんなカンジで、見た目はただのヘタッピの様に見えます。

この精神的苦痛(?)に困っておりました。

実は、この症状はFDでは比較的メジャーな症状で、大抵の場合は
クラッチスイッチがイカレているのが原因です。

このスイッチが入ると、アイドルアップしてくれます。
つまり、これが働けば、さっきのような時にエンストしないのです。

もちろん、私も知っていましたので、症状に気が付いてスグにチェックしました。

ところが付いてトコロが問題。

こんなトコ(↓)についています。(赤い丸印のパーツ)



運転席の足元に潜り込んで確認しました。
場所がクラッチペダルの付け根に有るので、仰向けで潜り込まねばならず、大変です。
ちょうど、ブリッジをしているような感覚です。

なおかつ、クラッチを切った状態でないと確認できないので、
クラッチを手で押しながらの確認です。

嫌がらせとしか思えません。

で、問題のクラッチスイッチがコレ(↓)



普段は、この白い棒が押された状態になっていますが、
クラッチが切れるとその棒が出て来てスイッチが入ります。

その棒の出し入れはバネで行っている様です。
なんらかの原因でそのバネが壊れると、その棒が出てこなくなりスイッチが入らない。

こんな状態(↓)



そんでもって確認してみると、ちゃんと白い棒が出入りします。

「じゃあ、何が問題なの?」

と、言うわけで原因が分からず半年が過ぎました。

今日、ショップでデフとミッションのオイル交換をしました。
ショップでも「ナンだろうな?」ってハナシになり、再度確認。

「もしかしたら、中身がイカンのかもよ」

つーことで、クラッチスイッチを外してみた。
外すのは意外とカンタンで、17ミリのレンチがあれば外れた。

テスターで抵抗を見る。

抵抗はアル。

次に、通電の確認。

ん?

なんだ?

棒は延びているのに通電しない。

棒を引っ張ってみる。

数ミリ動くと通電する。

どうも、バネが棒を押し切らないのが原因の様子。

部品の価格問い合わせと納期確認をしつつ分解してみた。

どうせ、壊れてるし。
この部品無くても車は動くし。(現状、付いてないのと同じ状況なので)

分解してみたら、非常にカンタンな構造の部品だと分かった。
部品点数5点くらい。

で、

問題は、やはり、中のバネだった。
バネが折れておりました。
3分割になってます。

代わりのバネを探します。

ボールペンとかバラしてみるが、径が合わない。
ボールペンでは細すぎる。

よくよく折れたバネを眺めると、折れたのが端の方だったので、
残ってるバネはソコソコ長い。

試しに、残ってるバネを手で伸ばしてみた。

それを部品にハメ込む。

なんだかイイ感じ。

スイッチを組み立ててテスターを当てる。

OK

何とか直ってしまいました。(いつまでもつか分からんケド)

高額な部品だったらラッキー。

FDのパーツは、何でもかんでも高いのです。
ちょっとしたパーツで万単位の金が飛ぶこともしばしば。
実際、パワーウインドウのスイッチが壊れて2万近く飛んだ。

直した(?)部品をクルマに取り付けつつ、回答を待つ。

回答が来た!

ワクワクしながらファックスを覗き込むと、そこには衝撃的な文字が!!

クラッチスイッチ LA−01−66−490A

870円!

なんだよ、安いんじゃん。

さっさと交換すればよかった・・・































今日もツーリングに行こうとして、筋肉痛(!)で断念したのはナイショです。

いろんなイミで、10年経ってしまった様です。(泣)


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