Dailyみぅこむ
花粉症が年々ひどくなっていっている気がする私です。
私は人様の日記を読むのが好きで、いくつかチェックしている日記があります。 そしてその中に、こっそり年に1度か2度覗き見している日記というのがあります。 どうです、異色でしょう。 何で年に1度か2度なんだと。 その理由は、これからお話致しましょう。
その作者さんは、ズバリ元同級生。 とは言っても、しゃべったことはほぼ皆無。クラスも違う。 なので『面識がない』に等しい存在です。 当時でさえ、顔を見れば同じ学校の生徒だと分る、程度の認識です。 今では彼女の記憶の片隅にも、私の存在はおそらく残っていないでしょう。
それでは私がなぜ、そんな同級生の日記の存在を知ったのか… それはまあ、きっかけはささいなことからだったのですが、 興味本位に覗いた日記にド肝を抜かれたのでした。
私のド肝を抜いたのは、その固有名詞の多さでした。 友だちの名前、行った場所、ちゃんと特定できる固有名詞が跋扈跋扈、 まったく関係のない私が冷や汗を流すほどでした。
うっとおしい(失敬)MIDIと共にズラズラ並ぶ固有名詞。 『A子とBビルに買い物に行った。楽しかったぁ! 最近C子感じ悪いなぁ。いやだなぁ。もぅ。』 全編、こんな感じで進んで参ります。
それ、万が一C子が見たらどないすんねん。 感じ悪いドコロの騒ぎじゃなくなるやろ。
何度パソコンに突っ込み入れたことでしょう。 とはいえその時は驚いたものの、その後まったく存在を忘れておりました。
しかし卒業後、ふとしたことからこの日記の存在を思い出し、 また興味本位に検索をかけると、ヒットしてしまいました…。 チェックすれば、相変わらずの固有名詞っぷり。ヨッ。
…と、いうわけで、年に何度か、思い出した時に検索し、覗き見するという ちょっとヘンなことをしてしまうわけです。
そんで今日、また思い出して覗いてきました。わたしのこの趣味もいかがなものか。 彼女は勤めている会社の名前こそ出さないものの、その描写は恐ろしいほど細かかった。 ある意味、すごいと思いました。
私は日記を書く際、ほとんど固有名詞を使わないように気を付けています。 あと、個人や場所を特定しやすいような詳細も、避けています。 会社の仕事の内容などについても、ホラ、触れてないでしょ? だって触れる必要ないですからね。 できるだけ余計な詳細は書かないことにしています。 だって、どこでだれがご覧になるか、わかりません。 それによって人様に迷惑がかかったりするのは、絶対にイヤんです。 それにそういうことは、あまり皆様も求めていらっしゃらないのではないかと… どうなのでしょう?
そんなことを、彼女の日記を見るたびに思ってしまうのでした… ま、わたしもこんな日記なんですけど…
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