Dailyみぅこむ
2003年10月02日(木) |
ポロロンCD初買い記 |
おととい、ハープのCDを買いました。 アイルランド最後の吟遊詩人といわれる、17世紀に生まれたカロランの曲が アレンジされているCDなのですが、たった一曲だけ知っていて、 そして今私が一番愛している彼の曲、「Captain O'kane」が収録されている というだけでこのCDに決めました。 誰が演奏している、ということはほとんど気にせずに。
Amazonで試聴したときに、この曲が本当に素晴らしいアレンジなのは 知ってはいました。が、RealPlayerでは分らなかった音の素晴らしさに 3日間、寝ても覚めても感動しています。
音が、音がすごい、音のツブが!!
Aryeh Frankfurterという方の演奏でした。(アライエさんと読むらしい) これが意外にも、男性。 ハープは女性の奏者が多いので、無意識に女性だと思ってました。 でも言われてみりゃ、ベタな表現で言うなら 「繊細さのなかにも力強さが光る」演奏でした。 ポロロンホワワンな響きだけじゃないのよ、私!(ハープの声) というような演奏です。
曲が素晴らしいのに加えて、そのアレンジの素晴らしさ。 さらに一人でハープ、フィドル(ヴァイオリン)、ティンホイッスル、 ダルシマー、ペニーホイッスル、ボーラン(ドラム)、全部やってるというからこりゃーたまげた。
凄い人がいるもんです。
彼の音に酔いしれながら、ふと思いました。 私、ハープが届いて弾いたら、愕然とするんじゃなかろうか。 あまりの音の違いに…。きっと同じ楽器と思えないほど差があるのよ…。
長い目で頑張ります。
ここのところ毎日、彼の演奏を聞きながら眠りに落ちます。 ああ、しあわせ…
|