| 2003年05月23日(金) | ファッションゲッチュ！ |
私は普段あまり買い物をしないので、買う時はドーンと買ってしまいます。 「そのパンツ、うちのパンツとラインが似てる…」 言えなかった。 言えない。言えるわけがない。 今履いてるパンツ、ユニクロで2980円だったなんて！！〜〜〜(((ﾍ(;ToT)ﾉわああん 参考資料： 気を取り直して、目に止まったこげ茶色のニットを試着してみることに。 「イヤ、本当にお尻おっきいんで、無理です、無理です、いいです、ホントに」 「ううん、絶対大丈夫、だって私だって入ってるんだから！」 イヤあなた、とってもスリムですがな。 「本当に、うちのパンツは大丈夫。絶対！私が保証する！待ってて！」（ダッシュ） お姉さんは耳を貸さず走って行った。 ピッタリでビックリです。 ニットはやっぱりいい感じ。オモテに出て、店員と友だちからひとしきり誉められてすぐに浮かれる私（単純）。 オマエ、計ったな。（店員ですから） そしてお姉さんはあれよあれよとベルトを足し、サンダルを履かせ、バッグを持たせ、パッパパッパと手並みもあざやかに私に装着。その間私はアホヅラで見ているだけ。(*°ρ°)
ボー お姉さん「ホラ、まるでOggi（オッジ。キャリア女性系ファッション雑誌）から飛び出て来たみたいな通勤服の出来上がり！」 一同「おお！」（拍手） いやあ、馬子にも衣裳とはこのことだ。 友だちも早速お気に入りを見つけ、トップスに合わせてスカートも試着。 「じゃあこれ、お願いします」 アホや、コイツ。アホや。 買い過ぎやがな。 サラバイバイしてきました。気持ち良く。 さあ、今月のお昼はうどんで乗り切るわよ。(-_-)9
先日は、買う気マンマン購買意欲ムンムンで服を買いに出かけたというのに、全く気に入ったのが見つからない！帰りはプンプン。
「こんなにお金出そうとしているのに、どこにも出させてくれない！何なんだ！お金を使いたいのに欲しいものがない！こんなひどい話があるか！」 と意味不明な文句を言って、帰宅後家族に当たりちらし、とても迷惑がられました。
というわけで、翌週改めて出直すことに。 リベンジというやつです。
「今月は金がない」と嫌がる友だちを強引に同行させました。エエ。ひとりぼっちは寂しいの。
初めて行ったお店でそこそこ可愛い服を見つけ、ほどほどのお値段でやっと一着購入。やっとお金を使えた嬉しさから、俄然やる気がアップしてきました。購買意欲急上昇です。あんなに金が無いと言っていた友だちにまで購買意欲を湧かせることに成功しました。
ところが、一日さんざん歩き回ったあげく、本日の成果は私の一着のみ。友だちは欲しいスカートやらワンピースやら見つけるも、慎重に悩んで決め倦ねている状態。
そして最後の最後に、立ち寄ったお店。
そこは私が学生だった頃知り合いだったお嬢様がこよなく愛したお店で、お嬢様はシーズンごとに買い物に来られてはゴッソリとワンコ買いし、キャッシュで十ウン万を平気で落として行った、私的にすごい思い出の深い店であります。
簡単に言うと私にとってはお高い店。
ところが神様はいたずら好きなんだね。 あれほど欲しいものが見つからなかった今回の買い物ツアーの最後に、見るもの見るものみんな欲しい店を出しちゃうなんてさ！！
お店のお姉さんは私と身長が同じくらいだった。しかもよく喋りノリがいい。こういう人が相手だと、私の先祖（大阪人）の血が騒ぐのか、なんなのか、自然とボケとツッコミみたいになってきて盛り上がってしまうのである。
というか、一般的な日本人の女の子よりも若干タッパがある私は、ちっちゃい店員に洋服を進められても購買意欲が湧かないタチなんです。おっきい姉ちゃんだと、おっきい人間の体型の悩みとかポイントとか分かっててくれるので、進められると納得するんですね…タブン。
お姉さんは私がその時履いていたベージュのパンツを見て、こう言った。
Σ（-Д-｜｜｜）
「そ、そおですか…」
必死で私はそれだけ答えた。
そのお店のパンツ一本の相場＝17000円〜
フィッティングルームに入る直前、 お姉さんは「どうせならパンツも履いてみません？」と魔の囁きをかけてきた。
（この発言はお金の問題で言った2割、本当に絶対お尻入らなくて空しくなるから8割
）
強引です。でも私、こういう強引な店員、結構好きです（笑）。
そこまで言われたからには、履かねえ訳にはいかねえでしょう。
持ってこられたのは真っ白なフレアパンツ。
カーテンを閉められ、意を決してパンツに足を。
「ね、大丈夫だったでしょ？これ、うちの自慢の美脚パンツなんですよ」
そして完成体が鏡に映る。
確かに、雑誌に出てきそうな働くオンナのファッションという感じ。（服だけは）
店のフィッティングルームを完全に占拠し、スタイリング教室のようになっていた。（迷惑）
またそのお姉さんが持ってくるアイテムが、どれもこれも、私の好みを知っているツボなものばかり。あなた私のこと前から知ってたんでしょう？というほどに。
なぜかクロップドパンツも試着してしまい、また一式スタイリングされた。
私は完全に、「本気（マジ）買いモード」に突入。
結局トップス２枚、美脚パンツ１本、ベルト一本お買い上げ。
ここはユニクロじゃありません、みぅさん。
ユニクロなら１万円出しておつりが来るでしょうけど、ここじゃ諭吉さんがあれよあれよとサラバイバイです。
相当鬱憤がたまっていたと思われ、もう潔く、男らしく。（みぅさんは女です）
久々に買い物を楽しめた一日でした。
金が無かった友だちまでこのブランドでトップスとベルトを買い、本当に深刻になって帰ってきました。女は度胸だ。
ユニクロのパンツがこのブランドのものとラインが似ているというならば、何もウン倍の値段で買うことなかろうと、貴方は言うでしょう。
でも何度も言いますが、買い物はレジャーです。（そんなこと言ったか？）
エンターティメントです。
働く喜びです。
いや単に、ストレス解消しただけです…
