Dailyみぅこむ
▼「大きなお子さんがいらしたんですね」母は私が小学校の頃から会う人会う人にこう言われてきた。大きいとはイコール年令のことではなく私の図体を指していたことはまず間違いない。小学4年の時は八百屋ですれ違った見ず知らずのおばちゃんに「でかい」と言われたこともあった。母は「きっとダイコンのことだよ」とフォローしたがあまりフォローになっていないと幼心にも感じた▼「素朴な子ねえ」今年の夏に東京から里帰りした叔母が私に会うなり一言。髪も黒く化粧もせず、トレーナーにパンツを履いてぽけーっとしている姪は、東京人からすれば天然記念物指定の絶滅種を見た思いだったのだろうが、いくら仙台の田舎者でも腹が立つのは禁じ得なかった▼「乱暴者」高校生の時、適当で大雑把、強引な私を直喩してそう呼ばれた。本人もナットクで気に入っていた▼「ガンを飛ばしているのかと思った」小学校六年の時、担任から。話を真剣に聞いていたというのに、彼は「ガンを飛ばされている」と感じたらしい。そんなに目つきが悪かったのだろうか。
□ □ □ 本日は朝日新聞の「天声人語」に定期的に掲載される「今日の言葉から」をちょっともじってみました。 わたしにまつわる「過去の言葉」でした。 どれも私の表面をよく表していると思います。 内面は、さにあらず?どうでしょう。それはみなさんで判断して下さい・・・・
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