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2001年05月10日(木) 波瀾バンジョーを鳴らして♪

 今日のは長いです。でもここに書かずにはいられない!
 でもバカ長いので、オフラインで読むことをお薦めします…

 今日は、某社の入社試験で、グループディスカッションと適性試験をすることになっていました。9:00開始で、8:30に某駅からシャトルバスが発車すると言われていたので、8:00には駅に到着したアタクシ。ちょうどいいからとお紅茶なんぞをゆったりいただき、8:20にはシャトルバスが来るという場所(普通の道路で、表示もない)に立っていました。シャトルバスは説明会の時にも乗っていて、普通のバスほどの大きさがあって、一面に某社の名前がでかでかと書かれていたので、来たら普通、すぐに分かりますな。
 それにしても、同じような学生がいてもいいもんだが…いないんだこれが。バスもなかなかこないし。おかしいなあ。
 しかし、シャトルバスが来るはずの場所からちょっと離れたところで、列を作っている集団がある。みんな、普段着で、男なんてちょっと汚い恰好で、バッグもなんだかよたっとした感じで、みんなよれよれって感じで、1列に並んでいる。なんの集団だろう?まさかあれがシャトルバスを待ってる人たちじゃないだろう。だって、スーツの学生がいないばかりか、某社の社員とは思えないほどよれよれだもの〜!!
 それにしても30分になったのに。まだ来ない。どうしちゃったんだろ?ちょっと心配になったので、角の方まで見に行ってみる。するとちょうど、本当に小さなマイクロバスが一台やってきた。あ、これはきっと、あの意味不明の列の人たちを乗せるんだわ。と振り返ると、やっぱりそうだった。マイクロバスには○○交通と表記されている。やっぱり違った。どうしちゃったのかしら、あたしのバスは…。あのマイクロバスは、エンジン音軽やかに走り去っていった。

 勘のいい方ならもうお気付きでしょうが、そうです、これが某社の『シャトルバス』でした…。

 そんなこと考えもしなかったあさはかな女は、7分過ぎた時点で、会社に確認の電話を入れることにしました。ところが…
(げっ、電話番号控えるの忘れてた。しかも書類の封筒に電話番号書いてない…あ、ずいぶん昔に送られてきた会社案内には書いてあったかもっ!それ持ってきてないよ〜っ)
 早速自宅に電話して、電話番号を聞く。急げ、会社に電話だ!
みぅこむ「すみません、バスが来ないんですが…」
 来るはずがない。だって行っちゃったんだから。
受付嬢「遅れたという連絡は入っていないので、20分と30分に発車したはずですが…」
みぅこむ「20分から立って待っていたのですが、来ないんです」
受付嬢「おかしいですね…30分には小さなバスで向かっているはずなんですが」
みぅこむ「???!?!!!?!??!!?!?」
 あさはかな女は言葉を失った。
みぅこむ「それって、○○交通と書いてあった車でしょうかっ?!」
受付嬢「ハイ、そうです」
みぅこむ(うそ〜〜〜〜ん!オイオイ悪夢なら覚めてくれ〜〜〜!!!)
 夢じゃないので間違ったことをお伝えし、誤り、タクシーで伺うと言って、電話を切る。が、ふと、我に帰る。
 すでに15分前。どう考えても間に合わない。
 さらに、今日は個人面接じゃない。グループディスカッションだ。
 グループ、だ。
 ひとり遅れれば、それだけ迷惑を掛けてしまう。だったら、スケジュールをずらしてもらったほうがいい。第一志望でない会社だけに、そこらへん、決断が早い。もし駄目なら、あきらめちゃっても、いいし…。
 もう一度電話をして、ずらしてくれないか聞いてみたが、空きはもうないと言う。私がやめると言うか言うまいか迷っていると、受付嬢。
「今からタクシーに乗っていただければ、さほど遅れずに着きますから、本日いらしていただけませんか?」
 そんなにへりくだってもらっては、こっちの立場がない。
 「ご迷惑をお掛けしますが、今すぐ伺います!!」と言って、電話を切っていた。
 ダッシュだ、ダッシュだ、ダッシュだ〜〜〜!タクシーに乗り、おっちゃんに事情を説明する。タクシーの運ちゃんはいい人で、かなり飛ばしてくれた(交通規則的にはよくないんだろうが…)。
タクシーのおじさま「おっ、これなら9時に着くかもしれないよっ?!」
みぅこむ「えっ!ホントに?!よかったああ!」



 おじさまの予測通り、9時に会社玄関に着いた。猛ダッシュで受付へ。
 しかし…受付嬢は全く焦った様子もなく、「こちらにどうぞ〜」と御案内。仕切られたブースには2人の女の子が座っている。
 とりあえず、おはようございますと言ってみたものの、返事はなかった。ちょっと悲しい…みんな、運命共同体(by 『就○力』)なんだから仲良くしようよ…。
 しかし、なぜ3人…?予定では「6人一組で」じゃなかったか?二組に分かれてるのかしら?
 そして、9時がすぎても誰も来ない。皆沈黙。10分沈黙、20分沈黙、さすがに30分してやっと担当者が現れた。
「それではこちらへどうぞ。今日のディスカッションは、都合で3人となりました」
 …もしもし。3人はグループディスカッションと呼べるんですか?!
 ディスカッションの前に、与えられたテーマを個人個人考える時間が5分。その時、上司が総務に漏らした言葉を、私は聞き逃さなかった!
「この子が、遅刻してきた子?」
(厳密には遅刻してな〜〜〜いっ!!ムキ〜〜〜〜ッ!)



 ディスカッションでは
みぅこむ「3人ですが進行役は決めた方がいいですよね?」
2人「そうですね」
みぅこむ「どなたか、やりたい方はいらっしゃいませんか?」
2人「…」(あなたがやって視線)
みぅこむ「…で、では、わたくしが」(汗)
 成りゆきで司会になった上、書記を決め忘れ、また名乗り出てももらえず、ひとり進行書記。(嗚呼、不幸)、ディスカッションは25分、不慣れな司会者が嫌な汗をかきかき進行して行く。
 あ、あたしは何をやっているんだ?!
 ディスカッションを終え、自己PRへ。そしてテストがみっちり70分と、性格テスト。以上は省きます。
 気が付けば、すでに13時!この長丁場はなかなか大変だった。 
 帰りはしっかり、シャトルバスで送ってもらった。駅に着いたのは14時。今日はまだまだやることがあったので、その後自転車で大学へ行って出来上がった書類を受け取り、また駅に戻り、100円ショップで封筒を買い、郵便局で書類と手紙を買ったばかりの封筒に同封し、速達で出し、郵便貯金に振り込み、やっとここでお昼。その後頼まれていた振り込みをコンビニで済ませ、やることは全部やった!やった〜!



 ついでに、帰ってきてから『五行運勢鑑定』してみました。
『波乱万丈で忙しい1日となるでしょう。仕事では重責を課されて苦労します』
 ……
 一方、新聞の今日の運勢。
『長をかって出るのはかえってよくないことになるので、今日はやめましょう』
 もうおそ〜〜〜いっ!!!

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