Dailyみぅこむ
2001年05月02日(水) |
カナシバラーみぅこむ |
みなさんはみぅこむが頻繁に金縛りにあうことを御存じかと思いますが、今日の話は「金縛り」です。飽きたとか言わせません。「おらの話を聞けぇ」という意気込みですので、途中退出も認めません。じっくり腰を据えて下さい。トイレは今のうちに行っておきましょう。携帯電話は切るかマナーモードにしましょう。カメラでのフラッシュ撮影は禁止です。準備はよろしいでしょうか? 私が初めて金縛りにあったのは中学校の頃でしたが、その後しばらくありませんでした。高校の頃は部活から帰宅すると泥のように眠り再び部活にでかける生活だったせいか、金縛りの出る余地がありませんでした。第1次金縛りラッシュが起きたのは大学生になってから。最近落ち着いて来たと思っていたのに、近頃第2次金縛りラッシュです。ひどい迷惑です。なぜ迷惑なのか。恐いとか、苦しいとか、それ以上に迷惑な理由はなんといってもこれです。 うとうとと眠りに入る時に起きる→したがって眠れない! 眠くなって来た…眠る眠る…うとうと…金縛り!…やっと解けた、ふぅ…うとうと…金縛り!…解けた…今度こそ寝るぞうとうと…金縛り! 「ぐあ〜〜〜〜〜!」(起きる) 金縛りは生理的な現象と知っていても、かなり苦痛であることに変わりはないので、眠るのが恐くなります。しかたないのでベッドライトをつけてしばしぼんやりします。すると眠くなって来るので、眠ります。朝、目覚めるとベッドライトがつきっぱなし。ああもったいない、というのが過去3回以上あります。 どうです、どうしたらいいんですか…だれか教えてほしいです。金縛りにあったときは筋肉が弛緩しているため、肺の筋肉も自分の意図では動かせないそうです(恐ろしいですねぇ)。そのため、恐怖で息をすぅはぁしようとしても思うように吸えず、だから苦しくなるとも分かっています。だから「金縛りにあったら息を止めろ」と書いてあったのでそうしているのですが、一向に直りません。金縛りが終わる前にこれでは窒息してしまいます。 他のカナシバラー(金縛りに頻繁にあう人。みぅこむ語辞典より)はどうか知りませんが、私の場合金縛りに対して従順に、「身体動かないんだしぐったりしてりゃいいや」なんてやってるとどんどん苦しくなり、身体もジワジワ押さえ付けられ、抵抗せずにはいられない状況になってしまうのです。夢(イメージ)を見ているだけだと分かっていて、早く目を開こうと思うのですが、なんせイメージの中では目を開いて「見ている」わけですから、これもなかなかできず、早く覚めろ〜コンチクショー!っと抵抗するのです。しかも、重い時は幻想を見ます。これが金縛りで一番苦痛です。誰かがベッドの横に立って私に一生懸命話し掛けているのが分かっているのに、そっちを向けなかったり。 余談ですが。その日は亡くなった同級生にお線香をあげに行った夜だったので、その影響だと思われます。金縛りにあって、苦しんでいると、誰かベッドの横に立っている。女性だと分かる。何か話しているのも分かる。絶えまなく、ずっと一生懸命私に話し掛けている。金縛りが解けて、我に帰った時、彼女が言っていた言葉は全く思い出せず、最後に言った「忘れないで、忘れないで…」の一言しか思い出せませんでした。これは恐い思い出ではありません。夢まくらに立ってくれたのだとしたら、むしろ光栄です。それだけ私に話し掛けてくれたのだから、嬉しいことです。「忘れないよ」と心に誓いました。 恐いのはだれか電話してる声がえんえんと聞こえていたり(恐いというより迷惑)、なんかわけわからないけど誰かいるような気配がしたりする時です。 といっても、みぅこむの金縛りなんてかわいいもんで、うちの母はもっととんでもない体験をしています。おばあちゃんなんて、白昼に心霊体験していますので、こりゃ家系でしょうか? 誰か金縛りの予防法を知っていたら教えて下さい。次回は「みぅこむ家心霊体験カメラは見た!」をお送りします。夜に読むと、トイレにいけないゾぉ。(期待させていいのか)
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