彩紀の戯言
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親戚の死亡に伴う作業がそろそろ大詰めに…近づいてきた。 まだまだ終わらないのだけれど…面倒くさいナンバーワンを制覇! 温泉にでも入って「ごくらくごくらく」とつぶやきたい心境。
何が面倒くさいナンバーワンなのか? 「登記移転」 不便かつ田舎、震災で倒れなかったのが不思議なボロ家屋。 使う予定がなくても名義だけは変更せねばならない。
通常なら行政書士さんとかにお願いするんだと思う。 もちろん要手数料。 んが、それを自分でやってのけたのだぁ!!!
えっへん。
手数料がもったいないと思ったわけではなく… 調べているうちに「特別難しいわけじゃないじゃん!」と思い込んだだけ。 書式はHPを写せばいいし、揃える書類だって他の手続きと一緒でしょ?うふうふ。
登記に関することは「法務局」というところで手続きをすることすら 知らなかった、のーてんき姫(ダレが姫じゃ)の旅はここから始まる。 ぴろりろりーん!さいきはレベル2になった。
書式に沿って書いた書類と謄本等を持って法務局に乗り込む。 もちろんその土地を管轄下に置いている法務局。遠い。 これまた不便な場所だ…。 ぴろりろりーん!さいきはレベル3になった。
自慢げに書類を広げ、見てもらう。 ・ ・ ・ ・ 「書類が足りませんよ」 かいしんの一撃。
今まで叔父名義のものについて手続きをしてきた。 んが、土地の名義は祖父だったのだ…。 いや、もちろんそれは知っていた。 知っていたけれども実際に住んでいたのは叔父だったから…てっきり。 祖父が亡くなった時点で、祖母や息子達が相続人になっているという仮定をもとに 今回、手続きをしなければならない…らしい。
なんでおじいちゃんが死んだときにやってくれなかったのよぉ…
さいきたちは全滅した。 1からやり直しじゃ…。
ということで…相続人がもう一人増えた。 もちろんそれは構わない。書類が増えたことが面倒なのだ。
とかく女性は面倒。 戸籍というのは昭和34年(たぶん)に改正されているんだけど 新しくできた戸籍に全部の事項が載っているわけではない…らしい。
つまり…改正前に子供を産んでいたり離婚してたりしても 新しい戸籍にはそれが記載されていないのだ。 相続ということで「他に子供がいないかどうか」の証明が必要になるってわけ。
ドラマや漫画で隠し子がバレるのはきっとこのときだな。うん。
母レベルなら「改正原(げん)戸籍」の入手も簡単だけれど… おばあちゃんの結婚前の戸籍って…どこ?となる。 東京都○○郡××村…どこっ?どこなのよ??? ネットがある時代でよかった…今の△△区だと判明。あら!都会じゃん!
今は郵便で戸籍を取り寄せることができる良い時代。実感。 けれどももちろん親族でなければ取り寄せられない。 何通かの謄本のコピーを送り、私とおばあちゃんの関係を証明し、無事入手。
資格がある人は第三者でももちろん戸籍は入手可能。 だからって…普通の人には入手できないような書き方で宣伝するHPってどうだろう?
話を戻して。 次に必要になるのはおじいちゃんが亡くなったときの住所を証明する書類。 意外と言うか当然と言うか…戸籍に住んでた場所は載っていない。 20年近く前に亡くなった人。住民票なんかもう残ってない(泣)。
けっきょく戸籍の「附表」とかいう書類に載っていることが判明。 んなもん、付けといてよ…←むちゃくちゃ また北海道か(ため息)。
ぴろりろりーん! さいきはレベル4になった。 さいきはレベル5になった。 さいきはレベル6になった。
しかし…当初の勢いはなくなりどんどんどんどん時間が経過… 戸籍等の期限が気になってきた。←すでにとき遅し (よく3ヶ月以内の書類って言われる) 法務局のHPで調べて期限は記されていなかったのをいいことに 3ヶ月以上経った書類で「いざっ!」。法務局へ。
またしても「すったもんだ」があったりするんだけど… 「アンタこの間はそんなこと言わなかったじゃん」と言いたいところを ぐっと大人になって軽く丁寧に反撃。
遠方から出向いていることを考慮してくださったのか… 訂正印押しまくりでなんとか1枚の書類で突破できることに!! (2枚になると署名がないので出直しなのだ)
ぴろりろりーん!さいきは敵を倒した!
ぜいぜい。はあはあ。できた…。できたよーーー! えらい?えらい?えらいぃぃぃ? あとは登記簿を受け取りに行くだけだぁぁぁぁぁ!遠いな。
んで…どこからどこまでが所有地なんだろう? 草がぼーぼーで境目がわかんない…
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