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研修が終わると渋谷へ繰り出し、 この日がBunkamuraでの上映最終日となる 映画「エトワール」を観に行った。 最終回ということもあって通路は立ち見客で一杯。
おそらくは一人では見に行くことは無かったと思うが、 フラメンコをやっている大学時代の友人から誘われた。 「エトワール」はドキュメンタリータッチでパリ・オペラ座 のダンサーたちを追ってゆく作品で、誘った彼女は、 形やスタイルは違えど同じ「ダンサー」として作品に 興味があったとのこと。
トップダンサーたちによるバレエに対する思いはさまざまだが、 そのインタビューの端々から感じたのは、 それが身を賭すに値する価値のあるモノであるということ。
この日、卒業式のときに取った写真をもらった。 僕は元来写真写りが悪いのだが(元が悪いのは勿論認めるが) 自分で言うのもなんだけど、その写真の僕は奇跡的に珍しく まともな表情をしていて、僕はその写真を気に入った。 人のカメラに残った写真が良かったのはなんだか嬉しかった。
2ヶ月ぶりの再会。 会うたびに立ち居振る舞いが大人びてゆき 洗練されていくのがわかる。 一方で僕はこの半年間いったい何をしてきたのだろう? どう変われたというのだろう。
もう、半年が経った。
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