なんとなく書いてる

2001年04月30日(月) 言論の自由がやってきた???

日記を書かずにいる間、世はなんだかすごい事になってきてしまった。

でも、一番驚いたのは、街頭インタビューでの街の人のコメントの内容の変化だ。
「あ〜、皆んなやっぱり考えてた事は一緒だったんだな〜」と、つくづくそう思った。
この日本では、ほんの今の今まで、「言論の自由」が奪われていたんだって事、しみじみ感じた。な〜んてね。

これには、しかし、面白い流れがあるような気がする。
前の総理、森さんに対しての、マスコミの「森おろし報道」。これに関しては、その根拠が、「総理の資質」という、なんだか一部の人間の主観で終わるべき事柄を軸に展開され、カタチ的にはマスコミの思い通りとなったわけだが、そこには
ある大きなミスがあった。「人格」に対する批判が主となり、政策面や、彼が創出していった「ある大きな流れ」の事について、忘れていたのかどうなのか、
マスコミはほとんど触れずに終わってしまい、そこに「不人気で、その資質を問われる総理は、適任者でない」という計算式を作ってしまった事である。

そして、そのことにより、今回の小泉首相の「人気」という計算式の解答の前に、
手も足も出なくなってしまったのである。

つかの間の勝利の美酒の代償は大きかった。
結局マスコミは森さんの件によって、自分で自分の首を締めてしまっていた、という事である。

今まではみんなどうかしていた。自分の意見は、はっきり言ってもいいのだという事を忘れていた。おかしい事をおかしいと思っていても、言えなかった。
(言ってしまって「変人」扱いされたのは若かりし頃の自分だ^^;)
でも、本当は皆んな「言いたかった」のだな、、、、。
という事は、、、、、。


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