2006年07月16日(日) |
USJでウィケッド! |
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに往って来た。目的は「オズの魔法使い」をモチーフにした新エリア、Land of OZ(←クリックでオフィシャルサイトへ)でショー「ウィケッド」を観るためである。
「ウィケッド」はブロードウェイ・ミュージカルでありトニー賞で主演女優賞、舞台美術賞、衣装デザイン賞を受賞している。緑の魔女エルファバを演じてトニー賞を受賞したイディナ・メンゼルはミュージカル「RENT」のオリジナル・キャスト。今年公開された映画版でも舞台と同じモーリーンを演じている。彼女がトニー賞授賞式で披露した「ウィケッド」のパフォーマンスは圧巻だった。
その舞台ミュージカルをテーマパーク用にアレンジした今回のバージョンは上映時間が30分とコンパクトにまとめられている。トニー賞を受賞しただけあって緑色の衣装が洗練されていて素敵だし、ミュージカル・ナンバーも沢山盛り込まれていて実に愉しい。しかし物語を端折りすぎで、拍子抜けの展開になんだかなぁ・・・。音楽もブロードウェイ作品にしては少し弱いかな。まあショーを観るのに追加料金がかかるわけではないのでこんなものか。
カンパニーは日本人とアメリカ人が半々で、レベルは相当高かった。歌詞も英語と日本語が交互に入り交じり、英語の場面では字幕が付く。緑の魔女エルファバを演じたのはアメリカ人でその親友ブロンドヘアーの美人グリンダを演じたのは日本人。エルファバの歌唱力が文句なしの素晴らしさだった。
なお、USJに往ったらアメージング・アドベンチャー・オブ・スパーダーマン・ザ・ライドに是非乗ろう。テーマパーク・インサーダー・ウエッブサイトの読者が選ぶ「世界最高テーマパーク・アトラクション」で堂々一位を獲得するなど数々の賞を受賞している素晴らしいアトラクションだ。これは何度乗っても厭きない。
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