2006年06月03日(土) |
ショート・レビュー短期集中砲火〜桃色の豹 |
本日より、溜まりに溜まったレビューを数日ごとに放出していく。読者諸君、取り残されないようついて来てくれ。
「ピンク・パンサー」の評価はB。はっきり言って「ダ・ヴィンチ・コード」より断然面白い。ジャン・レノは両者に刑事役で出演しているが、「ピンク・パンサー」の方が似合っている。スティーブ・マーティンは主演のみならず脚色も手がけている。様々な伏線が最後にぴしゃりと収まるべきところに収まって、すこぶる話の出来が良い。べたなギャグ満載だが結構笑える。マーティンの初期の傑作、「二つの頭脳を持つ男」「オール・オブ・ミー」などを彷彿とさせた。いや、もっと遡ってサタデー・ナイト・ライブ時代の彼が蘇ったと言っても過言ではない。
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