エンターテイメント日誌

2002年07月09日(火) えなりかずきはエイリアン!? <MIB II>

某テレビ番組でトミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスに対して、インタビュアーが日本のタレントの写真を何枚かパネルで示し、「この中で、人間に変装しているエイリアンがいますか?」と尋ねたところ、二人とも異口同音に「こいつだ!間違いない。」と指し示したのが、えなりかずき君だった。これには大爆笑。確かにそういう雰囲気が彼にはあるなぁ。・・そんなわけで今回は「メン・イン・ブラック 2」である。

前作からなんと5年経過。これはシリーズもののとしては結構長いインターバルである。実は製作段階で相当もめてこの製作チームの結束はガタガタとか。だから第3作はないだろうというもっぱらの噂。しかし映画そのものはテンポが軽快でノリが良く、派手な特撮が売りの割に上映時間も1時間半弱と潔く、飽きさせない佳作に仕上がっている。少なくとも前作より断然面白い。特にウィル・スミスの相棒に昇格した(?)パグ犬、エージェント 'F' が可愛いらしいし、笑わせてくれる。唄好きという設定が秀逸。他のエイリアンの造型もなかなか凝っている。マイケル・ジャクソンとおぼしきエイリアンこと、見習いエージェント 'M' がMIB本部で働かせてほしいと懇願する場面も愉しかった。まあ物語りそのものは他愛ないが、それを言うのはない物ねだりというものだろう。ただ、トミー・リーがめっきり老けこんで生気に乏しかったのが少々気になった。

ところで今回大活躍する3人(2人+1匹)のエージェントの頭文字って、合わせると'JFK'になるんだよね。気が付いた?これはきっと意図的に違いない。

あの退屈な映画「スパイダーマン」では全く印象に残らなかったダニー・エルフマンの音楽は今回実に快調。やっぱりエルフマンはこうでなくちゃ!


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雅哉 [MAIL] [HOMEPAGE]