扱われ方について。 |
社会の中で自分がどう扱われるか。
それをすごく気にしている自分がいる。
『バカにされてなるものか。』と思っている。
先日行ったお店で、客としての自分に対する態度に引っかかっている。
客を座らせて接客するタイプのお店なのに、
立ったまま対応され、書類を書き、商品を購入した。
次にそのお店を訪れた時も、気持ちの良い接客とは言えなかった。
そのお店で以前は常連だった。
しばらく行かなくなっていて、久しぶりの来店になった。
当時の顔見知りの店員さんはみんないなくなっていた。
顧客カードもなくなっていた。
お店の雰囲気自体も変わってしまったのかもしれない。
その怒りや、もやもやがなかなかおさまらない。
こんな風にされても、何も気にしない人もいるかもしれない。
なぜ私がこんなにも憤っているのか。
自分のペースで、自分の言いたい事を言い、
相手の反応を気にしないで行動出来ればいいのだろうが、
こちらがへりくだって、相手に合わせているから腹が立つ。
客なんだから、自分の希望を店員に伝えたり、
それなりのサービスを要求しても当然なんだろう。
嫌なら嫌、良いなら良いとはっきり言っても良いんだろう。
でも、それが出来ない、まったくの他人である店員にさえ、
嫌われたくないとか、良く見られたいという願望が出ている。
それだけに、ないがしろにされると怒りも倍増するのだろう。
こちらがこれだけ気を使っているのに、と。
また、自分の中に『バカにされてはいけない。』という思いがある。
自分自身の中のコンプレックスや、プライド。
自分に自信がないから、いつも警戒している。
もし相手の態度にこちらをバカにしている様子があったら、
それに敏感に気付いて、怒り対抗しなければならない。
そういう態勢が出来てしまっている。
だから、ほんとは気にしなくてもいいはずの事であっても、
引っかかってきてしまうんだろう。
『私は私としてしっかり存在しており、
この存在は誰からも侵害されず、誰からも否定されない。』
他人の言動によって、自分の価値を下げたりしない。
『SELF−CONFIDENCE』(自己信頼)
これが私の中にきちんと育っていれば、
自分の扱いについて不当だと思ったりしないのだろう。
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2004年04月03日(土)
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