東京の片隅から
目次きのうあした


2020年11月01日(日) 「七人樂隊」

フィルメックス3本目。これが一番チケットが激戦だった模様。会場内も、観客の期待感が違う雰囲気。

香港の映画監督7名で撮影したオムニバス映画。最初はジョン・ウーを入れて8人の予定だったが(当初タイトルは「8 1/2」!)、ウー監督は体調不良で離脱したとのこと。

最初いきなりサモ・ハン・キンポーの「小七福」ネタから始まり、会場から笑いが起こる。みんなわかってるなぁ。しかも老師役はサモハンJr.らしい。「やっぱり似てるねー」という歴戦の勇者のささやき声が聞こえる。
作品毎に古い香港から今の香港へ時間が流れ、さながら香港の年代記になっている。
いろいろ体制が変わってもしたたかに生きていく香港人だが、題材のそこかしこに「死」をほのめかす叙情的な作品が多くて、これは死にゆく香港への追悼作品でもあるような気がしてくる。

しかし転んでもただで起きない香港人、最後のツイ・ハークで全部ぶち壊しだよ!(褒め言葉)
シュールでクレイジーな密室劇で最後締め。客席も大爆笑だった。

これが作れるならまだ大丈夫かな・・・。


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