東京の片隅から
目次きのうあした


2017年12月11日(月) 歴史とは

高校の歴史の教科書から人物名などを減らすということでいろいろ議論があって、歴史に興味を持つ子どもが減るんじゃないかとか、近現代史を詳しくするのはサヨクの陰謀だとかいろいろ議論があるみたいだけど、そもそもの問題は、日本史を小学校中学校高校と同じ内容を繰り返すことにあると思う。
人物名などは義務教育の間に終わらせておくべきだ。大まかな歴史の流れが頭に入っていることを前提に、出来事の経緯や原因結果影響などを深く考えるのが高校レベルの話であるはずだ。
それに、歴史上の偉人や出来事に興味を持つ子はもっと早くから興味を持つ。高校で興味を持たない子はその前の時点でも興味はないし、そのあとも興味はない。だってほとんど教科書に載っていない新撰組があれだけ人気あるんだよ?教科書に載っているかどうかは関係ないのだ。


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