東京の片隅から
目次きのうあした


2017年01月31日(火) アナログ最強説

インターネットに「入学説明会で欠席連絡はFAXでと言われた、今時FAXなんて時代遅れだし家にない、固定回線も引いてないから買わなきゃいけなくなった、何故メールにしないのか」という書き込みがあっていろいろ盛り上がっているらしく、関連記事を読みに行く。
子が入学予定の小学校は連絡帳を同じ登校斑の子に託す(間に合わなかったら電話可)という方式なので、最初に感じたのは「FAXとは進んでるな」であった。
疑問はもっともなんだけど、文句を言うだけでなく具体的な改善提案がないと学校は動かないと思う。
そこでPTAの出番ですよ(笑)この人がPTAに立候補して全校アンケートをとって入学時のFAXのあり/なしを調べ、近隣の学校の状況も調べ、具体的な改善提案を出せばいいんじゃないかなぁ。電話にするのか、メールにするのか、電話にせよメールにせよ欠席連絡専用の回線・アドレスを作るのか、そこまでやれば学校側も動くと思う。
でも、電話連絡にした場合、トイレに行く時間も取れないほど忙しい先生は当然職員室に座っていられるわけはなく、その間事務職員さんや用務員さんを張り付けておくのか、いっそ父母が電話番を輪番で務めるか、メールにしても学校共用パソコン(そもそも存在するのか?)に受信専用アドレスを作ってスパムとウイルス対策をして一日メーラーを立ち上げっぱなしにするのか、それをそれぞれの先生にどの様に伝えるのか(まさか個人の携帯にメール転送?印刷して卓上?)、問題は山積なのであった。
連絡する側の保護者も、決してメール&インターネットスキルのある人ばかりではない。必ずしも両親と一緒に住んでいるわけではないし、祖父母世代はメールどころか携帯を持っていない人もいるわけで、親が外国出身で日本語がままならない場合もある。
どの方式にしても不公平感はある。
というわけで、結局現物のやりとりというアナログさはあっても「連絡帳方式」から進歩しないのではないかと思う。


はる |MAIL