東京の片隅から
目次きのうあした


2017年01月10日(火) 20年目のOKST

山崎まさよしOne Night Stand Tour 16-17。今回東京会場がなく、川崎と柏とで迷い、柏を選択。
会場の柏PALOOZAは元映画館だったらしい。そういえば昔物件探しに来たとき映画館があった記憶がある。天井が高い。キャパは500人くらいだが、SOLD OUTのこの日でもすし詰めというほどではなく、そこそこゆとりがあるのはよかった。
ほぼ定刻にスタート。新譜「LIFE」からの曲がほとんどだが、そこになじみのある曲も混ざる。途中ハウリングがあったりして聴きづらい箇所もあったが、本人の調子はよかったと思う。特に後半声がどんどん伸びていくのがよかった。
MCで去年2児の父になったこと、第1子(息子)と第2子(娘)とでは向ける思いが異なること、公開から20年を迎えた「月とキャベツ」のこと(テアトル新宿行きたかった・・・!)、この年齢になって音楽に真摯に向かい合ってこういう(作曲→リリース→ライヴ)生活を続けていけばいいんじゃないかと思っていること等語る。
「月とキャベツ」の話題が出たからなのか、彼をライヴハウスで見るのは本当に久しぶりだからなのか、日清パワーステーションで見ていた頃を思い出す。フロアとの距離が近く、でもなれなれしすぎない空間。このところOKSTでもホールが多かったから、今回のように小さなライヴハウスを回るのは、原点回帰的な意図があるのか。
新譜から受けた印象もそうなのだけど、何というか力まずフラットに地に足がついた感じで、いいライヴだった。春からバンドツアーが始まるので、それも楽しみ。


はる |MAIL