東京の片隅から
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| 2014年10月09日(木) |
レイ・ブラッドベリ「華氏451度」 |
レイ・ブラッドベリ「華氏451度」読了。 ブラッドベリに初めて触れてから四半世紀、実はまだ読んでいなかった(笑)
最初はいつものブラッドベリ節で、どこか退屈。登場人物は少ないのに、内容が頭に入ってこない。 読みづらさを抱えたまま後半へ。最後の1/3で突然流れ出す話。 作者が本当に言いたいことはグレンジャー老人の中にあるのだろう。
「人間である以上、死ぬときはかならず、あとになにかをのこしておくべきだ。」 「おまえの手がくわわる以前と、おまえが手をひいたあとをくらべて、なにかおまえを思いださせるだけのものがのこっておれば、それでいいのだ。」
私は何か残せるだろうか。 私を覚えている人が皆いなくなったときに初めて本当の死が来るのだろう。
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