東京の片隅から
目次きのうあした


2000年11月09日(木) エレベーター

会社のエレベーターの乗り方は人によっていろいろだ。

今朝は1階から上がろうとして派遣さんが「乗ります」というから待っていたら2階で下りやがった。いくら片手にコーヒーの紙コップを持っていたからってそりゃねえだろう、とさすがに唖然。
下りてくる人のことを考えずにドアの真正面に台車をつけて開けたとたん突っ込んでくる人とか(これがベテラン庶務なんだなあ)。いつか誰か台車に乗ってしまうんじゃなかろうか。

もちろん、たいていの場合はお互い気を使い使われなんだけど、ちょっとしたことで性格が出るような気がする。しかも欠点が。
わりと鼻が利く方なので、整髪料や香水の匂いで前に誰が乗ったか分かってしまう時もある。密室だなあと実感する。

うちの会社のエレベーターは貨物兼用なので、大きくて古い。乗るとモーター音とかすごいので、初めて来たお客さんはびっくりする。この古いエレベーターに1人で乗っているとついいろいろ考えてしまう。新しいエレベーターではあまり考えないのに。


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