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昨年のNHK大河ドラマ『葵 徳川三代』は 三代将軍家光が日光東照宮を壮麗に増改築した所で終りました。 それで上様、忠長卿の死後駿河城から江戸城に運び込んだ 念願の金は結局どうしちゃったの? そしたら計ったように出たQEDシリーズ第4弾が その東照宮を廻る謎解きではありませんか。 やった!タタルさんに尋いてみよう!
という訳で古典テキストに隠された歴史の読み解きに関しては 抜群の解釈力を持つ漢方薬剤師・桑原崇が今回挑むのは 東照宮と──三十六歌仙絵? あのNHK特集にも取り上げられたバラバラにされた絵巻? 徳川埋蔵金の話ではないですね。 それどころではない、将軍家と天皇家の火花を散らす呪術合戦、 大河ドラマ後半でごちゃごちゃしていた天皇絡みの不可解な部分が すとん、と納得できました。
更に日本を統べる両家の思惑を上回る大野望までが顕かに! とってつけたような現代の殺人事件なんかほっといて(おいおい)、 もっと話して下さいよタタルさん。 今度 日光に行く時は、じっくり見て回らなくちゃ。 行った事がない? 日光を見ずして結構と言うなかれ。(ナルシア)
『QED 東照宮の怨』 著者:高田崇史 / 出版社:講談社ノベルス
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管理者:お天気猫や
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