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   オッチョンジ
   2005年05月30日(月)


そんなわけで。

”6月1日付けで異動”の辞令が発表になって、早1ヵ月半なわけです はい。



正直先々週あたりまでは、まだ先の話っしょ!的感覚もあったわけですが流石にここ4〜5日間は、モロ現実味が出てきました。


前にも書きましたが、現在の「外来医事課」という所から「入院医事課」所属になります。

この2つの課は同じフロアーの同じ部屋にあり、それぞれを仕切るものも無いので、知らない人が見たら皆同じ仕事をしているようにすら見えてしまうのですが、やっている事は全く別のことであり、お互いがどんな仕事をしているのかほとんど知らない関係だったりします。

なので、今まで慣れた(というより体で覚えた)仕事とも一旦おさらばする事になります。










しかし、思い起こせば今から8年前のことです。(確か6月の最終週だったと思うのですが)

それまで勤務していた山間の診療所から異動になり、現在の医事課勤務になった頃は本当に右も左も分からないことばかりで戸惑ったものです。



まず、職員の数が多すぎて顔と名前が覚えられませんでした。

そして、外来患者数の多さに戸惑ったものでした。

さらに、仕事のテンポの早さに驚かされました。

しかも、夜から朝までの当直や、日曜・祝祭日の日直などの一人仕事では、時に忙しさのあまり呂律すらままならない事もありました。




医事の仕事というのは、ほとんどの場合報われない仕事です。

収入的に言っても、我々が働くことによって得られる報酬はありません。

組織内では、特にライセンスの要らない一般職ということもあり立場は弱いものです。

患者さんから見ても、用があるのは先生や看護師さんであり、事務員さんに用事があって来院するケースなどほとんどありません。




患者さんと専門スタッフの間に入って、潤滑油てきな働きをする事が医事の仕事であり。

行われた医療行為を、正しく素早く点数に置き換える事が医事の仕事であり。

通ってきた患者さんが、気持ち良く帰途につけるよう心がけて接する事が医事の仕事であり。

自分の都合を後回しにする事が医事の仕事であります。




本当、つらい事ばかりの8年間でした。

失敗して叱られる事は数知れず、精一杯努力しても「それは当然」。

そんな8年間でした。

ただ、こちらから挨拶をした時笑顔で返事が返ってくる瞬間はいつも嬉しかったです。

帰り際に「どうもありがとねー」なんて言われると、しばし疲れも忘れるってもんでした。













ほとんど何も良いことの無い8年間でしたが、30代の心身ともに充実した時代に突っ走ってこれた事は大きな財産です。




この自信を胸に秘めつつ、新しい職場でまた一から真っ白な気持で再スタートしてみたいと思っています。







はい。




















































































































って、

レセプトの間、人が足りないからあと10日間だけ外来医事ね! (>from課長)
だとぉー(憤)










気持ち、元に戻すの大変じゃろがい!









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