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■■■ 当直日記〜CRY x3
■■■ 2005年05月22日(日)
なんかね、久しぶりに職場のバソコン使って更新なんかしてるわけなんですよ。
それでなくとも最近更新が滞りがちなのに、なにも真夜中のしかも仕事中に無理して更新しなくってもよさそうなもんなんですが。
■PM5:45
6:00からの当直に備え、日直担当医事と話しておりました。
今日の日直医事は、キャリア半年の新人でありました。 そのキャリア半年の新人医事は、今日が日直デビューでもありました。
考えてみれば、この時期に日直デビューというのは悪い話ではありません。 秋の喘息シーズンでもなく、ましてやインフルエンザが猛威を振るっている季節でもないわけですから。
年間を通して見れば、比較的平和な(ヒマな)休日出勤なのですから。 |
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ところが、この新人(♀)さんの表情がヒジョーに強張っていたのですよ!
もう、のっぴきならない程パニクっているわけなんですよ!
どうやら、初めての一人仕事に舞い上がってしまって何度も視界がブラックアウトしてしまったらしいんですよ!
当人曰く「4〜5回、脳が沸騰してしまいました。」 とか、わけ分からん表現してましたからね。
なので業務の申し送りもそこそこに、約9時間の間に彼女の中で芽生えた疑問に答えておりました。
■PM6:15
一通り話を聞き終え。
一つ一つ解決策をアドバイスし。
今後起りうるケースについて説明し。
今日の自分の判断について反省すべきところは反省する事は大切です。
それと、「現在の心境はとても大切な財産となるから忘れないように!」
そんな事を語っておりました。
■PM6:30
ただパニックは、新人なら誰でも通る試練でもありますし。
多少混乱してしまう事はベテランでもたまにある話しです。
それを考えたら立派なものです。
彼女も少しホッとしたのでしょう。
ほんの少しだけ緊張の糸が緩んだのでしょうか。
泣いちゃいましてね。
長テーブル挟んだ微妙な距離で涙ボロボロ出しちゃいましてね。
・・・それを、たまたま休日出勤していた他部所の職員に見られましてね。
色々話し聞いていただいて有り難う御座いました(ぺこり)
・・・なんて大事なセリフの場面は、他部所の職員が去った後でしてね。
■PM7:00
なので明日、うちの病院の極一部で。
『医事課の成さんが、新人の女の子泣かしてた』的スキャンダルが囁かれる可能性が大なのです。
なので明日。
当直明けで代休の俺と、日直の代休で彼女がいない医事課では。
だれも、なにも反論する者のない状況の中。
またしても俺のイメージが黒で塗りつぶされる可能性が大なのです。
■明けて、AM2:00(現在)
なので、仮眠時間を削って自分の精錬潔白っぷりを主張したいと思っているのです。
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