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■■■ TEAM
■■■ 2004年08月29日(日)
日曜日だというのに、出勤してきました。
同僚達は年に一度の(県北病院対抗)ソフトボール大会で、汗やら涙やら・・・その他モロモロの体液を分泌させてながらエキサイトしているというのに。
俺は一人病院の受付辺りで、なんやらかんやらお仕事ですよ。
はぁー。。。ウラヤマシイ。
ま・言ってもこの時期の救急外来は、ヒマなんですけどね。
患者さんは、ピーク時の1/3程度でしょうか。
こうなると普段は何かと手狭な外来フロアーも、無駄に広く感じられるものです。
で、普段は聞こえないような会話も聞こえてくるわけです。
■さすが、ベテラン■
カウンターで雑用をこなしている時のことなんですが。
俺の位置からちょうど死角になるところで、チョット刺々しい声を出している人がいたんですよ。
どうやら入院中のおじいさんが「家に帰りたい!」と駄々をこねているようでした。
それを病棟の看護師がなだめているところに外来の看護師も加わり、お互い精一杯の攻防戦を繰り広げているわけです。
オラ、もうウチに帰りたいんだよ。 病院にいるのは飽きたんだ。 今からタクシー呼んで、帰る!
何言ってるんですか、ダメですよ。 今だって、点滴してる最中でしょ。
そうそう、先生だってもう少しここで治療すれば元気になってお家に帰れるって言ってたでしょ。
何言われたって、もう帰るから。 家で大人しくしてるんだから、いいんだよ。
・ ・ ・
そんな堂々巡りの会話がひとしきり続いた時。
あら、○○さーん。 また、駄々こねてるのぉ〜
さっき娘さんと約束してたじゃない。 もう少しココで頑張ってみるって。
この前よりずっと顔色も良くなってきたって喜んでたでしょ、娘さん。 あんまり心配かけちゃ、可愛そうよ。
ねっ!
そうよ。○○さん。
そうよ。○○さん。
・・・
じゃ、私が病室まで車椅子押していってあげるから一緒に帰りましょ(笑)
・・・
声だけしか聞こえなかったのですが、流石にベテランともなると話し方が上手だナァ〜って思いましたね。
俺なんかが下手に口出ししても、焼け石に水みたいに頑固なおじいさんでしたから。
やっば、年の功には勝てないって事ですかね。
しかし・・・このベテランさん、よく細かいところまで見てるなぁー。
病棟だって、今日は休日体制で人が少ないはずなのに。
とか、思いつつヒョイと覗き込んでみれば。
車椅子押してんの、掃除のオバチャンじゃぁぁぁぁぁ〜ん。
なんっつーか・・・ 職種とかよりも、普段の信頼関係って大切なんだなぁ〜とか思いました。
チーム医療バンザイ!
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