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   真冬の散歩道
   2004年02月13日(金)


過去にも何度か日記でふれている「地域に出て保健活動をしてみよう!」
という、うちの病院の名物企画に嫌々ながら心躍らせて出かけてきました。





一日の仕事が終わったPM6:30からです、ハイ。



相棒の看護師さんと二人で片道30分の田舎道を、病院のオンボロ車走ら
せてです、ハイハイ。


なんかさぁ〜面倒臭いよね、こんな時間に人様のお宅にお邪魔して、健康に
今日のお宅はどんなところかな?  健康に興味のある方たちに、我々のよ
ついて話するなんてさぁ〜
うな若輩者の話を聞いて頂けるなんて素晴らしいよね。

なんて話をしながら。













どんな話かと言うと。









□こんな兆候に要注意 〜うつ病について〜□




うつ病とは・・・一部の人だけが罹る稀な病気と思われがちですが、決してそうではありませ
         ん。 うつ病とは、いわば「心のエネルギーが一時的に不足した状態」であり、
         誰にでも起こりうるものです。  うつ病は、よく「心の風邪」と言われます。
         誰にでも起こりうるという点では、風邪と似ています。  しかし、風邪のような
         ものだから・・・と軽く考えるのは危険です。  この病は非常に強い苦痛を伴う
         だけでなく、時には命の危機に直結する可能性も高い非常に危険な病でもあり
         ます。





【チェックポイント】

▲ 毎日の生活に張りが無い。

▲ 楽しんでやれたことが、楽しく感じられない。

▲ 楽に出来たことが、おっくうに感じられる。

▲ 自分は役に立つ人間だと思えない。

▲ わけもなく疲れたような感じがする。


上記のうち2つ以上の事が2週間以上続く場合、注意が必要です。





【うつ病になりやすい傾向】

▼ 真面目で几帳面な性格で、悩みや苦しみを面に出さずに抑えるタイプの人に多く見られ
   ます。

▼ 男性よりも女性に多く見られます。  これは女性の方が社会的にストレスの多い立場に
   置かれる事が多い他、女性特有のホルモンの変化が関係しているようです。

▼ お年寄り。  加齢に伴い病気や怪我に見舞われやすくなる他、社会的に孤立しやすく心
   理的にも孤独になりがちです。

▼ 最も多いのが環境の変化が激しい25〜35歳です。  また、最近は児童期のうつ病も報
   告されています。  子供の場合、抑うつ気分よりイライラ感や怒りっぽさが表に表れやす
   いので注意が必要です。





【うつ病患者さんへの接し方】

■ 励ましすぎない・・・頑張りたくても頑張れない状態の方に叱咤激励は逆効果。

■ 相手の話をよく聞く・・・アドバイスするより、共感しながら聞いてあげることが大切。

■ 心配しすぎない・・・周囲の人が心配しすぎると逆に不安になるもの。  普段どおりに接
   する心がけが大事。

■ 休ませる・・・心のエネルギーが元に戻るまで休養できる環境が大切。

■ 辞職や決別といった重要な決断は、うつ病が治まるまで先延ばしにするようにアドバイス
   する。

■ うつ病の原因を過去に遡って追究するより、現在の問題を解決するのが先決。












とまぁ、こんな内容の事を約2時間に渡って話してきたんですが。













「チェックポイント」や「傾向」を難なくクリア出来た俺が。


朝、元気が無いのは。


やっぱり。














「エヴリディ、日付け跨ぎ」の生活が原因かと。





んー・・・たまには、午後9時頃寝てみるのもいいのかな?

















で、本日参加された方々は皆さん元気元気で。


どっちかって言うと、「塩分の取りすぎは・・・」とか「高血圧について・・・」
の話の方が良かったような気もしますが。















でもさ。

周りを見渡して
「心から健康な人」って少ないと思いません?

忙し過ぎますよねぇ。





ねぇ。









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