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■■■ Girl
■■■ 2003年05月22日(木)
きょうは、ちょっとほろ苦い思い出話でも。
初めて彼女と知り合ったのは、まだ俺がティーンの頃のバイト先で
した。
近所のスーパーマーケットで。
俺は店舗入り口(外)の八百屋さんで毎日大声を張り上げて、ラッ
シャイ ラッシャイって。
彼女はレジ係り。
ポニーテールのよく似合う可愛い娘だなぁ〜ってのが第一印象
でした。
全てにおいて奥手な俺は「高嶺の花」を見るように、まだ寒い外で
ラッシャイ ラッシャイって。
そんな俺の気持ちを、知ってか知らずか一緒にバイトをしていた仲
良しの「はるおさん」が、俺達を上手く引き合わせてくれました。
(当時、デートの経験など無かった俺は)バイト終りに彼女がいつも
使っている東北本線の駅まで送って行きながら(ちょっと寄り道して)
喫茶店で話しをするのが精一杯でした。
あの頃の俺は、毎日の寄り道の為に生きているって位充実してま
した。 (可愛いねティーンの頃の俺)
でも、彼女にとってはどうだったのか・・・
夏になって俺達の距離は少しだけ縮まりました。 (やったぁ〜 ←当時の俺)
秋になって俺達の心の距離も近づきました。
冬になっても、まだまだ暖かかった俺達。
そしてクリスマス。
駅前通りのいつもの場所で待つ俺。
彼女は来ない。
待ち続ける俺。
失恋。
まだ、携帯もポケベルも無かった頃の話です。
もし今なら、少しだけ違った展開になってたのかも・・・なんて。
近々、取り壊されるって話聞きました。
「駅前通りのいつもの場所」
あの日の俺。
切ないような、笑っちゃうような。
彼女のためだけに生きてた俺。
なんか、格好わりっ。
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