桜桃日記 ami
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2007年06月28日(木) 上司の苦悩


私の上司は部下からの信頼度の薄い可哀想な人です。
ブース立ち上げ1年半で開設当初のSV(スーパーバイザー)全員が退職しました。
とにかく、言うことに統一性が無く、その場限りの思いつきで部下にものを言い、機嫌が悪いと、こちらが「おはようございます」と挨拶をしてもそっぽを向いてしまうような、とても人の上に立つような人間とは思えない人なのです。
なので、私は仕事上は上司として接していますが、人間的には心底軽蔑しています。
まず、私の中の仕事の基本は「挨拶」で始まり、「挨拶」で終わると思っていて、その挨拶が満足にできない人は、仕事人としての基本ができていない人だと思うのです。


そんな、人の上に立つのにはちょっと力量が足らないと思う上司がお客様からの電話をお受けしていました。
なんでも「届いたばかりのカタログの商品を『売り切れ』と、さっき出たオペレータに言われたが、その態度があまりにそっけなく感じが悪い」という苦情だったらしいのですが、どんなお客様もまず第一声が


「あんた本当に上司か」


から入られるそうです。
マネージャーのトークの基本は可愛く聞こえることなので、えてして軽く聞こえがちです。
そのお得意の可愛い話し方(!?)がお客様からは上司の話し振りに聞こえない。ご年配のお客様の年代には女性上司など考えられない。ましてや30代半ばで、ブースの最高責任者など想像の外の話ときています。
まずは、そこから説明しなければいけない上司、まぁ、人間のできていない上司ではありますが、彼女は彼女なりの苦労があるのだなぁとちょっと考えさせられた日でした。





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