桜桃日記 ami
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2005年06月10日(金) クレームの予感


自分の電話番号も分からないご老人が某商品の注文をしてきました。電話番号を伺うと「0120−○○○ー×××」とこちらの電話番号を仰います。
電話番号で検索ができないので、お名前から検索しました。
幸い、珍しいお名前でご登録が全国でお二人しかおられず、お住まいのご住所をこちらから申し上げて、本人がどちらの方か判明しました。
いざ、ご注文を承ろう賭したら、今度は注文番号が分からないと品名のみを仰います。正直、その手の商品は山ほどあり、どれかすぐには判断がつきませんでしたが、ご本人が「以前に注文した事が有る」と仰るので、ご注文履歴を検索して何とかご注文を承る事ができました。
お支払方法を伺っても、「いつもと一緒」とだけ仰るので、また検索して「いつもと同じ」代引きの登録をしました。お値段やお届け日時をお伝えしても、何度も、何度も同じことを繰り返して聞き直されます。普通なら、5分で終わる処理が同じことを繰り返しお伝えしたので15分程時間が掛かりました。何とか、処理が終わって数分してまた、同じ方から電話があり、偶然にも私の隣の人が応対をしていました。


結局、その方は同じ商品を数分置きに5〜6回、注文し続けたそうです。
その方のことはマネジャーが「同じ商品を何度も注文してくる人」とその時点で判明していました。ご家族と同居だそうで3回目の電話が分かった時点で、同居のご家族に確認の電話を入れるべきだと思いました。
それなのに、マネージャーは「本人からの注文の音を取ってあるから大丈夫。電話受けていいわよ。」と言うのです。音を取ってあろうが、無かろうが、自分の電話番号も分からないようでは、明らかに「認知症」の疑いがあります。そんな人からの同じ内容の注文の電話を1時間に何本も受け続ける方がおかしいと私は思います。
私は正直危険だと思いました。ご家族からクレームになる臭いがぷんぷんします。


何時の日かクレームになり、きっとマネージャーは私たちを責めることでしょう。「何故もっと早く処理しなかったのか」と。
そんな簡単な予測が現時点で不可能な上司が哀れです。





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