仕事中、隣のオペレーターの声が聞こえて来ました。
「私にはお客様の顔が見えませんので、どれが似合うか聞かれても分かりません!!」
どうやら、白、黒、水色の3色あるジャッケトのお色目をお客様が決めかねてオペレーターに相談したようです。
実にもったいないトークだと思います。
お客様は商品を購入したくてお電話を掛けて下っているのに、簡単に分かりませんだなんて^_^;
きっとお客様の購買意欲もいっぺんに吹き飛んだことでしょう。
いつも私が使う手
「お客様は、どんなお洋服に合わせられる予定でいらっしゃいますか?」
「パンツ(年配者には『おズボン』)はどんなお色目を持っていらっしゃいますか?」
「他にどんなお色目のジャケットをお持ちですか」
電話をかけてきているお客様は、本当はもう買いたい色は決まっているのです。
その背中を押して差し上げるのがオペレーターの仕事。
今日の私のお客様は「私は年だで水色は派手やろか?」と聞いて来られました。その時点で、私は水色をお勧めすることに決めました。本人は心はもう水色に決まっているのですから。
そして、他に持っているジャケットの色が黒とピンクでパンツはオフホワイトと聞き出したので、速攻「それでしたら、水色をお勧めいたします。白にも良く合いますし、これからの季節涼しげでよろしいかと思いますがいかがですか」で即お買い上げ。
なぜお客様が電話を掛けてきているのか考えたら、「顔を見ていないから分かりません」トークは絶対にできないと思います。
取りこぼしている人のトークを横で聞いていると、あれなら私ならご購入にもっていけるのにと非常にもったいなく感じます。
今も仕事中にSVさんに電話の音をチェックされています。
でも、その実、私の方がSVさんに駄目出ししたいことがたくさんあります(笑)