確か私が小学校の頃はまだあまり定着していなかったのに「クリスマス」と共に、今ではすっかり日本人の年間行事のひとつになった感があるバレンタインデー。
時期的にも1月の「お正月」と3月の「ひな祭り」の狭間で、豆まきの節分よりもイベントになりやすそうですもんね。
ついでに言うなら、「ホワイトデー」は、「バレンタインデー」よりももっと最近になって定着してきたイベントではないでしょうか。
本当に各企業さんは売込みがお上手で、世の中うまく回っていることに感心させられます。
私はといえば、バレンタインはほとんど「義理チョコ」しか渡した記憶がなく、本命チョコは、私の長い人生の中で多分2人位にしかあげた記憶がありません。そのうち一人が娘の父親だから、それを思うとなんとも淋しいバレンタインの思い出です。
でも、今と違って昔は女の子から男の子に告白するなんてお下品な(?)ことと思われていたので、本当に勇気がいることだったんですよね。それこそ最初は「1年に一度、女の子から、男の子に告白しても良い日」なんて言われて広まっていった記憶があります。
最近は昔とは少し意味合いが変わって来て、今の元気な女の子たちには「バレンタインデー」は告白の日というよりは「ホワイトデー」のお返し狙い的な意味合いの方が濃くなってきているんじゃないでしょうか。
昔、アメリカ人の先生から「アメリカでは男の子が女の子に告白する日で、チョコレートは関係ない。」と聞いた事がありますので、「クリスマス」同様、日本人は製菓メーカーの陰謀(?)に、まんまとしてやられているようですが、やっぱり何だかみんながそわそわする日ですね。
そんな中で、今の私はといえば、職場には義理チョコを渡す相手も人っ子一人居ないオール女性という恐ろしい環境でバレンタインデーを迎えるのでした。義理チョコさえ渡せないというのも、なかなか淋しいものがあります。
うちには娘に作りかけで放置された可哀想な物体も存在しています^_^;