桜桃日記 ami
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2003年12月14日(日) お便所で読む本。



金曜日に大量に作ったカレーを今日も食べた。
フルーツをたっぷり入れたのに、中辛のルーは明らかに選択ミスだった。
フルーツの甘味を考慮し、大辛を選ぶべきだったと気付いても後の祭り、仕方ないから、ソースをかけて食べた。

ソースをかけてカレーを食べていたら、急に小学校低学年の頃を思い出した。
集団登校中に、友達と言い争いをしたのだ。
「うちはカレーにソースをかけて食べるから、カレーにソースをかけて食べるのが本当の食べ方よ」と言って友達は譲らなかった。
反対に、私も「うちではソースなんか、かけないからこっちが本当の食べ方よ」といって譲らなかった。
今考えれば、なんと「手前味噌」な話だろう。
そんなことはどちらでも良い。各家庭の好きなように食べれば良いのだから、他人が口を挟むようなことではない。
が、しかし、幼い頃は「自分の両親の言うことは絶対」だった。
自分の両親と意見が違う人は間違っていると信じて疑わなかった。

幼稚園児の頃、友達がうちに遊びに来た。
私の部屋で、私のお気に入りの「シンデレラ」の絵本を見つけるなり「あ〜〜、この本は『お便所で読む本』よ。いますぐお便所に置きなさい」と言われて相当ショックを受けたのを思い出した。
何のこたない。遊びに来た子の家のトイレに「シンデレラ」の本が置いてあるだけの話なのに、子供の中では「シンデレラ=お便所で読む本」という図式が出来上がっているのだ。

三つ子の魂、百まで。
「マインドコントロールするなら、幼児期」
「お手伝いの習慣は幼児期から」
作りすぎたカレーを食べながら、幼児教育の大切さを実感した私でした。
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そんな、大層なもんでもないけど、冷凍保存すると二度とチンする日が来ない気がするので、今日辺りで一気に平らげようと気合充分の私です(^^ゞ
          




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