2004年06月04日(金) 話の要点
牛乳と、パックの黒酢を取って下さっているお客様からお電話がありました。
「そちらで牛乳を頂いてましてね、一ヶ月ほど前から黒酢ですか?あれも頂くようになったんですけどね」
とても上品な感じの話し方をする奥様でした。
黒酢が口に合わなくなったのか、一週間で7本取って下さっているので本数を減らすのかと思いながら話を聞きました。
「これまではね、蛇腹の…あの、駐車場のシャッターでありますでしょう?その蛇腹を開けて頂いて、中の花壇のそばにある棚に箱があって云々」
話は牛乳を入れる受箱の置き場所へ変わりました。
奥様いわく、夜中に蛇腹のシャッターを開ける音がするので、ご主人がそれでは配達員さんも大変だろうと言い出したとか。
「うちはですね、息子の家の裏側にありますのでね、蛇腹のシャッターの前にある塀の上に箱をかけておこうかと思ったんですよ云々」
ということは、箱の位置を変えるから配達員に指示をしないといけないのかしら、と思いつつ、場所が分かりにくそうだから一度現場を目で確認しに行ってもらった方が良いなと考えつつ、奥様の話は続きます。
「先週…先々週でしたかしら?一度ね、箱の位置を変えますのでというお電話をさせて頂いたんですけど、5時か6時くらいだったもので留守電だったんですよ。一応、入れておいたんですけどね云々」
んん?ということは、連絡していたにも関わらずきちんと入れられていなかったというクレームのお電話かな?やっぱり箱の位置をしっかり確認しに行った方が…などと対応を考えつつ、さらに奥様の話は続きます。
「それで、その次の配達の時には牛乳を箱に入れてくださって、黒酢はビニールへ入れてかけておいてくださったんですよ。以前はみんなきっちり箱に入れてくださってて、まぁこんなきちんと入れてくださって手間だったんじゃないかと思いましてね云々」
…はい。続きをどうぞ。
「ところがね、前回はみんな箱に入れてくださってたんですけど、きっちり入ってなかったみたいでフタが浮いてたんです。だから牛乳も冷たくなくて、まだ今の時期だからあれですけど云々」
へいへい。で?
「外に箱を置こうかとも思ったんですけど、駐車場が隣にありましてね、出し入れに気になってもなんですしねぇ。主人は配達の時だけ外に出すようにすればと言うんですけど、年寄りのことですからうっかりすることもありますでしょう。ほほほ」
年寄りの話は長いっていうこともありますでしょう。ほほほ
その後も話が行ったり来たりしつつ、7分経過してやっと結論が出ました。
「丈夫な袋を出しておきますので、そこへ黒酢を入れておいて下されば助かります」
じゃあ、最初からそれだけ言ってよ…orz
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2001年06月04日(月) 予告