2004年04月06日(火) くれくれ君
最近たまに聞く「学生無年金障害者」という方たち。
『無年金障害者の会』によると
平成3年(1991年)4月以前は、学生は国民年金へは任意加入で「入っても、入らなくてもよい」とされていました。この任意加入制度のもとで、学生無年金障害者が生じ、それは、強制加入となった現在でも生じているのですが、ここでは、任意加入していなかった学生無年金障害者を対象としています。
ということです。
国民年金の保険料を納めていなかったため、障害基礎年金が受け取れないということですね。
任意加入していなかった学生無年金障害者ということは、任意=自分の意志で加入してなかったんですよね?
じゃあ、もらえなくて当然じゃないかと思うのですが、そこは色々あるようです。
でも、いい大人なんだから自分で勉強して自分で判断して加入しろよ…と思ったわけですが「広報周知もされてなかった」ことが悪いそうです。┐(´д`)┌
この辺りは今の年金制度と違う部分があるので、不勉強な私はツッコミを控えます。
さて、今日のニュースに出ていた23歳の男性はツッコミどろこ満載でした。
「障害基礎年金と国民年金が一緒なんて知らなかった…知っていたら、なんとしても払っていたのに…」
( ゚Д゚)ハァ?これが成人した大人の言うことですか?
障害基礎年金と老齢年金が別だと思っていた根拠は何でしょう?
別だと思っていたということは、そういった制度があること自体は知っていたということですよね? だとしたら、あなたは障害基礎年金の保険料をどこかに支払っていたのですか?
保険料も支払わずに保険金がおりる保険会社なんてありませんよ? なぜ障害基礎年金と老齢年金がセットになっているか分からないですか?
それぞれが別加入だったら、それこそ無年金障害者が増えるでしょうね。自分の老後は想像できても、障害を負う自分はなかなか想像できないですから。
だいたい、あなたの年齢なら国民年金の保険料支払いは義務ですが?
今日の青年は、何ひとつ自分の頭で考えたことはない、というのがあからさまでした。
本当は障害基礎年金なんてものすら知らなかったのでしょう。
国民年金のことをよく知りもしないまま支払っていなかっただけでしょうね。
障害基礎年金がセットになっていることを知っていたとしても、支払っていたか疑問です。いざ自分が障害者となって初めて慌てた口でしょうから。
「でも、知らなかったから自分は悪くない。知らせていない国が悪い」って?
あなたは就学したての子どもですか?
だいたい、この青年は強制加入のご時世に未加入だったわけですから、『無年金障害者の会』が定めるところの「学生無年金障害者」には当てはまらないのでは?
なんでそういう人まで一緒になって訴訟を起こしてるわけ?
社会的弱者と言われる人たちを保護する制度は必要だと思います。
ただ、自分の不勉強を棚に上げて他人が納めた保険料を自分たちに払えなんて、真面目に納付している私には納得できません。
保険料の13,300円というと、パートタイマーの私にすれば月収の約1割ですから。
大事な大事なお金です。
幸か不幸か私は10代でリウマチ反応が陽性だと分かり、発症こそしていないもののお陰で自分の将来について考える機会を得ました。
だからこそ、何も考えもせず弱者の権利ばかり主張する行為が許せません。
老後だって障害だって等しく訪れる可能性はあるんだよーっ!!!
ちょっとは考えろ。
2004/04/06 22:33 2002年04月06日(土) 父親の関心事
2001年04月06日(金) 原因解明?